森のめぐみ
港区とあきる野市の交流による「みなと区民の森」日本は2500万ヘクタールもの森林を保有する世界でも有数の森林大国。そしてそのうち40%は、商品となる木が育てられてきた人工林。

その人工林が近年、輸入木材との価格競争におされ、放置されて陽の光をさえぎるようになり、森としての機能を果たせなくなりつつあるのだ。

人工林を守っていくためには、「間引き(間伐)」などの手入れが不可欠であり、同時に、そこで生み出される「間伐材」の消費が重要課題になってくる。それをデザインの力によって、もっと人々の暮らしに生かしながら解決していこうというのが、東京都・港区がスタートした「森のめぐみのデザイン運動」。その一環、「森のめぐみのデザインスクール&コンペ」では、12月12日まで、30名のスクール参加者を募集している。

港区に関わりのある“「み組」のひと”であれば誰でも参加可能なこのデザインスクール&コンペ企画。30名の枠に通過すると、木のデザインのことを学びながら、作品づくりにチャレンジでき、若手注目デザイナーの清水慶太さんなどが講師として登場するデザイン講座、完成度次第ではmore treesでの製品化など、さまざまな経験ができるユニークな企画だ。

森のめぐみ

港区の環境教育施設「エコプラザ」

森のめぐみのデザインスクール&コンペ 応募〆切:2009年12月12日(土)必着 賞品:港区共通商品券 参加資格:「み組」のひと 1.港区にすんでいる 2.港区でまなんでいる 3.港区ではたらいている(ボランティア、不定期の仕事でも可能) このいずれかに該当し、プロ・アマ・学生、年齢・職業を問わず、デザインに関心のあるひと。 参加費:無料 定員:30名 ※応募方法など詳しくはこちらから お問い合わせ先:「み組」デザイン事務局担当:中村則仁 東京都港区浜松町1-13-1 港区立エコプラザ内 Tel:03-5404-7763