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「雑多なジュエリーなら要らない」。欲しいのは、等身大の自分を表現する力を持った本物のジュエリー。単なる高級に見せるための装飾品ではなく、分身となり、自身を表現するもの。コスチュームジュエリーも楽しいけれど、最終的にはプレシャスを身につけたい。 削ぎ落とし研ぎ澄ませたファッションとともに身につけるための本物、それがCONNIE×HERBPARIS(コニー×ハーブパリス)のジュエリーだ。

(写真上)存在感抜群のバングルは、8.5mmから10?のタヒチアンパールを贅沢に9連使い。ホワイトゴールドでコーティングされたボリューム感あるシルバー部分には、14.65カラットものマルチカラーのミックスサファイアがふんだんにあしらわれている。価格¥1,200,000(CONNIE×HERBPARIS)

コニー香港で、45年にわたりハイジュエリーを作り続けてきたコニー・ンー(CONNIE Ng)。自らの宝石店を香港に持ち、彼女の才能とセンスに魅了された顧客たちに、ハンドメイドジュエリーを提供している。彼女は、これまでには、誰もが知る世界的な有名ジュエラーからの依頼も数多く受け、サプライヤーとしても活躍してきた。

そんなコニーのジュエリーが、ついに日本に初上陸する。より多くの人に、もっと本物の輝きを手にして欲しい、日常の中でもっとジュエリーを楽しんで欲しいと望むコニーが、自らの名前を掲げて始めて展開するブランド「CONNIE×HERBPARIS」だ。

(写真左)ブラックゴールドでコーティングされたシルバーの本体が、しなやかにフィットし、肌を飾ってくれるスネークシリーズのバングル。両端を飾る球体には、驚くほど丁寧に密に埋め込まれたパヴェセッティングの宝石が。ブラックサファイヤ、またはレッドサファイヤの2種から選ぶことができる。価格¥176,000(CONNIE×HERBPARIS)

コニーの作るジュエリーの魅力は、何と言っても細部へこだわるデザイン性の高さと質の良さ、そして石のボリュームにある。ジュエリー作りの基本は、あくまでも魅力的で高品質な石ありき。惚れ込んだ石たちが持つ“素材の声”を聞いていると、コニーの感性が動き出すのだという。素材を最大限に生かせる技術とデザイン、そして石同士、素材同士、色同士のベストバランスをその都度、編み出していくのだ。こうして、コニーにしか成しえない意外な組み合わせのジュエリーが誕生。本物の石を贅沢に使い、手間も時間もたっぷりかけて。

今回紹介するCONNIE×HERBPARISのアイテムは、コニーにとっては遊びで制作していたラインの延長にある。しかし、遊びというには十分すぎる重量感とインパクト。にもかかわらず、驚くほど高いコストパフォーマンスを実現できるのは、これまでのコニーの経験と実績があるからこそ。なにも、手が届かないほど価格が高いものを「本物」と呼ぶのではない。毎晩パーティーでイブニングドレスを着て、舞踏会を繰り広げる訳ではない私たちが欲しいのは、あくまでも日常的に身につけるための想像を超えていくインパクトと、適切な価格のジュエリー。

コニーいつまでたっても手に入らない本物もあるが、楽しませてくれてこそ本物、とも言える。こんな風に、「顧客の笑顔が最大の喜び」と語るコニーの哲学がひとつひとつの商品の中で、様々な形となって輝いているのだ。

本物を知る顧客たちを45年にもわたり唸らせてきたコニーの美意識が存分に反映されたデザインは、シンプルな日常スタイルをもっとシックに、もっとスタイリッシュに引き立ててくれるものばかり。石の魅力を知り尽くし、石ありきで展開する彼女のコレクションには、大振りで、宝石の存在感が存分に打ち出されたボリュームのあるアイテムが多いが、いずれも時間や場所を選ばず楽しめる。

(写真右)横から見ると、まるでハイヒールのような姿をのぞかせる南洋ゴールドパール16mmx14.9mmのリング。ホワイトゴールドの台座には、オレンジ、レッド、ピンク、ブラウンのサファイアがパヴェセッティング(トータル9.48カラット)されている。この色あわせ、コントラストの見事さが、まさにコニーの魔法。価格¥1,365,000(Connie Ng)

今回展開されるのは、ブランドとしては日本初なのだが、実のところ、それどころか、世界初のコレクションとなる。これまで、香港でしか購入できず、顧客たちが人には教えたくないと内緒にし続けてきたジュエリーが、ついに本格的に世界初お披露目となるのだ。

限られた人しか手にすることの出来なかったコニーの作品と、この機会にぜひ、一足早く出会ってみてほしい。パワフルなジュエリーを“等身大”で身につけるために一番必要なのは、自分自身の輝きでもある。コニーのジュエリーは顧客の喜ぶ顔をつくると同時に、また、私たちが試されるものであることも確かである。ただし試されるのは、自分を上にみせる様な挑戦的で肩に力の入った強さではなく、肩の力を抜きシンプルに、時には強いポリシーを持って、過ぎ行く毎日を楽しく生きているか、ということ。

本物のジュエリーを日常使いすることで、もっと毎日に輝きを。美しい石たちとそれを身につける顧客を愛するコニーの眼差しは、時に厳しいが(似合わない人には「それはあなたのためのものではない(Not for you!)」ときっぱり)、人を遠ざける様な鋭いものではなく、ユーモアに溢れあくまであたたかだ。そんな想いがたっぷり詰まったジュエリーは、だからどこか愛らしく、手にとった瞬間から、装いの可能性を大いに広げてくれることだろう。※価格は全て税込

text/jun makiguchi、photo/kouichi nakazawa

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コニーHERBPARIS

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