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今回撮影したベジタリアンミールセットAは直径約30cmもあるシルバーのプレートに、酸味のある薬膳スープ「ラッサム」や人気の揚げパン「プーリー」、揚げせんべい「アパラム」のほか、10種類の野菜のお惣菜が並び、トマトのスープと日替わりのインディアンスイート、チャイかコーヒーがついた、ベーシックな南インドの味が一度に堪能できるプレートコースだ。

(写真上)お米のクレープ「マサラ・ドーサ」は¥1,680。さまざまな具の種類があり、それぞれハーフサイズも用意する。

ダルマサーガラ,南インド料理かの地では朝ご飯によく食されるというお米の蒸しパン「イドリー」には、南インドのみそ汁のようなカレー「サンバル」とココナッツソース「チャトニー」が添えられている。消化に良い発酵食品とあって、食欲の無い夏でも美味しく食べられる。また、辛いものが好きなら、鶏肉の胸肉のスパイス炒め「チキンフライ」をお勧めしたい。南インドから輸入された20種程のスパイスを調理に用いた複雑な辛さとスパイシーな美味しさが味わえる。また、セットメニューのほかアラカルトも充実するので、いろいろな味を試したいという人はぜひ。

(写真右)皮と脂をとったあっさりした胸肉を用い、スパイシーに仕上げたチキンフライ¥1,680

ダルマサーガラ,南インド料理圧巻は直径45cmのお皿からはみ出すサイズのお米のクレープ「マサラ・ドーサ」。パリパリの皮のなかには、ポテトのスパイス炒めが入っている優しい美味しさ。今までに体験したことのないインドの風味が期待できる。 梅雨から初夏にかけての不快な季節ももう、すぐそこに迫っている。夏に向けてインド式薬膳料理で美味しく体調を整える、そんな嬉しいレストランがここ「ダルマサーガラ」なのである。

(写真左)左:「ミールス」の一品、シロップに漬けられたカルダモン風味のミルクのドーナッツ。程よい甘さが美味しい 中:ふわふわ、もちもちの食感が楽しめる「イドリー」¥1,575 右:在日10年の南インド人シェフ、ヴェヌゴパール・ゴパラクリシュナン氏は、男子厨房に入らずのインドで男兄弟のなかに生まれ、幼い頃から料理上手の母親の手伝いをするのが常だった。南インド、チェンナイの一流ホテル「タージーコロマンデン」のダイニングレストラン「サザンスパイスキッチン」でシェフを務めた経験もある手腕の持ち主。

photo/chikahito nagai , text/kiri ishizawa

restaurant information


ダルマサーガラ,南インド料理ダルマサーガラ

住所:東京都中央区銀座4-14-6 銀座エイトビル2F
Tel:03-3545-5588
営業時間:ランチ11:30〜14:00(L.O)、ディナー18:00〜22:00 (L.O)
土・日・祝 ランチ12:00〜14:30(L.O)、ディナー17:30〜21:00(L.O) 
定休日:なし
席数:66席