フジヤマアネット,冨士山アネット,SWAN,三軒茶屋 シアタートラム,白鳥の湖
作・演出・振付の代表 長谷川寧を中心とした「冨士山アネット」は、独特の空間演出と衣裳・パフォーマンスとともに、セリフを動きに転換していく「ダンス的演劇」を独自に追求しているユニット。今回はバレエの名作「白鳥の湖」を大胆に解釈し、中国の毒餃子事件をヒントに、集団という大きな力(→白鳥の群れ)によって捩じ曲げられてしまう小さな個人(→王子)について考察する。

作品は、小型カメラでの細部のクローズアップ等により、通常の舞台では届かないミクロの視点と舞台ならではのマクロな視点を駆使して、現代の不安定さを、観客がまるで自分にも起こり得る主観的な視点として捉えられるように描く。 「ar」フジモトヨシタカ氏による劇中楽曲、現代版「白鳥の湖」も楽しみのひとつ。新しい舞台表現をぜひお見逃しなく。

冨士山アネット「SWAN」 会場:三軒茶屋 シアタートラム 日程:2010年10月21日(木)〜24日(日)(本番4日間6ステージ) 10月21日(木)19:30★ 10月22日(金)19:30★ 10月23日(土)14:00 19:30 10月24日(日)13:00★ 17:00 ★…ポストパフォーマンストークを予定。 チケット:(日時指定・全席指定 発売中) 一般前売3,000円 一般当日3,200円 友の会2,500円(劇場チケットセンターのみ) 世田谷区民2,700円(劇場チケットセンターのみ)