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日本屈指の高原リゾート・軽井沢の星野エリアに鎮座し、“至福に満たされた庭園”という名の通り、至上のおもてなしと安らぎの時間を約束してくれる「軽井沢 ホテルブレストンコート」。 こちらのメインダイニング料理長の中洲達郎氏が、2011年1月25、26日フランス・リヨンで行われたフランス料理界で最も権威あるコンクール『ボキューズ・ドール国際料理コンクール』本選に臨み、参加全24カ国中9位に輝いた。また予選である日本大会・アジア大会に置いて高い評価を獲得しアジア代表にも選出された。

(上写真)『睡蓮』

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『枯山水』

本選のテーマ食材は、「仔羊」と「アンコウ」。作品の味の良さはもちろんのこと、5 時間半という長い調理時間に集中し、バラつきなく正確に作る確かな技術と、他の誰も創ることができない独自性が評価の焦点となった。今回中洲氏は、京都の「枯山水」とモネの「睡蓮」ふたつの庭園をモチーフにし、日本の乱調美の世界を表現した。

food110214_2ph02 中州氏は、18歳で料理の道を志し、福岡、東京のレストランを経て、日本有数の美食リゾート地でもある軽井沢内のレストランで料理長として就業。その後、佐渡島で漁師とともに魚を獲り、食材に関する確かな目と知識を心得た。2009年からホテルブレストンコートの料理長として腕を振るう。清らかな大自然に囲まれた軽井沢の地で、世界に挑戦し評価された料理人の心が現われた料理がいただけるという楽しみが、またひとつ増えそうだ。

■お問い合わせ:軽井沢 ホテルブレストンコート
長野県軽井沢町星野
Tel:0267-46-6200