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開港以来、あらゆるものを受け入れ、新しい文化を生み出してきた「クリエイティブシティ・ヨコハマ」。昨年開催された、「INVITATION to OPEN YOKOHAMA」にひきつづき、「OPEN YOKOHAMA」と題し、 アート・文化・歴史・食など200を超える様々なイベントと街、そしてすべてのひとをつなぐプログラムが満載。訪れたひとがヨコハマまち歩きを思う存分楽しむことができるようサポートするキャンペーン。

このときだけのオープンなイベントが多数開催される横浜では、横浜三塔の「キング」として親しまれ、国の有形文化財にも登録されている神奈川県庁本庁舎や関東地方現存最古の能舞台を有する横浜能楽堂など、普段は入ることのできない隠れた名所が公開される。なかなか歩く機会のない裏道や普段は入ることのできない建物、はたまた誰でも知っている有名スポットや歴史建造物まで、まち歩きの達人たちが様々な切り口で、横浜のまちをナビゲーションしてくれる。

今年は3年に1度の現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2011」開催年ということもあり、開催期間中、来場者が街に広がるアートをあますことなく楽しめるよう、メイン会場である横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫(BankARTStudio NYK)を中心に、特別連携プログラムの開催される新港エリアと黄金町エリアをつなぐ会場間無料バスのほか、今年は『横浜コミュニティサイクル baybike(ベイバイク)』が設置されており、会員登録すれば、どこのサイクルポートでも自転車の貸し出し返却が行える。横浜駅をはじめとした主要駅や、ヨコハマトリエンナーレ2011等エリア内のイベント会場、インフォメーションデスクでは、対象エリア内で期間中に開催される200を超えるイベント情報を網羅したガイドマップが無料配布されるので、サイクリングを楽しみながらガイドマップを存分に活用したい。

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中でもveritaおすすめのプログラムは、現代美術作家・杉本博司さんの「杉本文楽 曾根崎心中」や、Double Famous×康本雅子などが公演の「港のスペクタクル」だ。「港のスペクタクル」は2009年、2010年に栃木県那須で開催された「スペクタクル・イン・ザ・ファーム」の第2弾ともいえるイベント。この夏、ひと味もふた味も違う横浜に足を運んでみてはいかが。

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提供:小田原文化財団/「杉本文楽 曾根崎心中」

OPEN YOKOHAMA 2011 –イベント・アート・食・歴史・文化を結ぶヨコハマまち歩き –
実施期間:8月6日(土)~11月6日(日)
対象エリア:関内・関外地区を中心とした横浜駅~みなとみらい駅~元町・中華街駅~山手地区、日ノ出町駅・黄金町駅周辺
インフォメーションデスク設置場所:エリア内観光案内所(横浜駅・桜木町駅、山下町)、主要駅(クイーンズスクエア横浜(みなとみらい駅)、馬車道駅、元町・中華街駅)、黄金町バザール会場、象の鼻テラス、ヨコハマ創造都市センター(YCC)
URL:http://www.invitation-yokohama.jp/