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気がつけば、2011年も残すところあと少し。この時期になると、文具売り場には2012年版の手帳がずらりと並び始める。スケジュールを書き込むだけでなく、描いたり、貼ったり、工夫次第でいろいろな使い方ができる手帳。 それがコピーライター 糸井重里主宰のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれた「ほぼ日手帳」だ。

写真(左から):smile、meets、sonataブルー、sonataライトブルー

1日1ページ、選べるカバー、180度パタンと開く製本。「ほぼ日手帳」だけの特徴は、誕生以来変わっていない。2012年度版には、これまでで最も多い68種類のカバーがラインナップされている。昨年に引き続きコラボレーションしたミナ ペルホネンのカバーは3タイプ、4種類で登場。ミナ ペルホネンのアーカイブから「sonata(ソナタ)」(2010-11a/w)を手帳のサイズに合わせてリサイズし、新たにプリントを起こした「sonata」に今回、ほぼ日手帳のための新色の、ライトブルーも仲間に加わった。また、ミナ ペルホネンの皆川明氏がほぼ日手帳2012のために描き下ろしたオリジナルの図案をもとにした「meets(ミーツ)」では、ざっくりしたリネン生地に相良刺繍(さがらししゅう)という手法でほどこされた立体的な刺繍で、花と蝶の出会いを表現。

そして、皆川明氏と糸井重里氏の対話の場で、「被災された方々のために、役立ててもらえるような何かができないか」という提案から生まれたカバーが「smile」だ。「どんなことでも、笑顔からはじめることがとても大切。」という皆川さんの思いが込められたシンプルなスマイルマークは、皆川さん自 身がマジックで描いたものがプリントされている。チャリティカバー「smile」の売上の一部は、東日本大震災で被災された方に寄付される予定だ。ほぼ日手帳(文庫版サイズのオリジナル・A5版サイズのカズン)2012年度版は、9月1日より販売開始。

ほぼ日手帳 2012 ポータルサイト(PC)(Mobile)