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9月14日、宮城県女川町でグリデカナによるワークショップが開催された。今回のワークショップは、26年目を迎えるデザインとアートのイベント、「2011年度TDW(TOKYO DESIGNERS WEEK)」の “ARIGATO PROJECT 支援SHOP”のプログラムの一環として、文部科学省協力のもと行われたもの。“ARIGATO PROJECT”とは、「From ありがとう to ARIGATO」というコンセプトのもと、今回の震災に対して世界中から寄せられた温かい支援に対する感謝の気持ちを現すとともに、改めて人と人との繋がりや心の優しさに「ありがとう」を贈るプロジェクトだ。グリデカナのテキスタイルデザイナー・梶原加奈子さんを含む9組のクリエイター達がこの趣旨に賛同し、デザイン&アートの力で3.11の被災地の子供たちの心のケアに役立ちたいという思いで、各々がこのプロジェクトに参加している。

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人口1万人弱の女川町では、津波で800人超が犠牲となり、建物の7割近くが全壊した。女川第一小学校も、今回の震災で被害を受けた建造物の一つ。現在は、高台にある女川第二小学校を間借りして授業を行っている。 当日のワークショップには、5年生32人が集まり、オリジナルチャーム作りと、思い思いの花を布地に描くという2つの課題に取り組んだ。初めて見るテキスタイルの数々に、興味津々の子供達。チャーム作りをする子供達の楽しそうな表情に、見ているこちら側が逆に元気をもらってしまう。次は、生地に花の絵を描く作業。子供達の想像力によって生み出された花は、どれも明るくて個性的なものばかりだ。この布地は、ニードル加工でグリデカナの想いがつまった“ALL FOR ONE TEXTILE”となり、チャームとともに、11月1日~6日に開催される「TOKYO DESIGNERS WEEK」の期間中、会場である明治神宮絵画館前中央広場で展示され、その後に、子供達の手に戻される。

また、ワークショップでの子供達の集合作品だけでなく、TOKYO DESIGNERS WEEK 2011に世界中から集まった「ARIGATO」をテーマにした作品全てが掲載される作品集「ARIGATO BOOK」が、ベルリンの出版社から世界発売される予定だ。

子供達の思いが込められた、自由で伸びやかな作品が完成した今回のワークショップ。是非、TOKYO DESIGNERS WEEKまで足を運んでみて。子供達の力強いパワーを肌で感じることができるはず。

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グリデカナ

■TOKYO DESIGNERS WEEK 2011
日時:2011年11月1日(火)~6日(日)11:00~21:00
会場:明治神宮外苑絵画館前、周辺地域のショップ・ギャラリー・カフェ
11月3日にはgredecanaのワークショップも開催予定。
「ARIGATO BOOK」
協力出版社:Gestalten(ドイツ/ベルリン)
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