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撮影:aosora 黒沼諭

「ごはんは"たましい"の栄養です。」―こんな印象的な一文から始まる本書『神様とつながる 開運ごはん』は、開運料理人を名乗るひとりの女性、大阪府枚方市の「御食事ゆにわ」の店長ちこさんが綴る一冊のエッセイ。食とライフスタイルを通じて、気をめぐらせ、運を呼び込む生き方へ導くヒントが詰まっている。

book99ちこさんは、「ごはんを食べたら開運できた」「なかなか恋人ができなかったけれど、結婚ができた! 」と数々のメディアで取り上げられ、その独自のスタイルと料理法が反響を呼んでいる。ゆるやかで女性的な笑顔と、どこか凛としたものを感じさせる双眸、不思議な空気感をまとう彼女だが、事の始まりは17歳のとき。人生の師と出会い、「食を変えると人生が変わる」ことを会得し、「声なき声を聞き、香りなき香りを利く」ゆにわ流を伝授されたという。「御食事ゆにわ」では、身体に良い自然食品をベースに塩、水、米を厳選し、"祈り"を捧げながらごはんを作るという独自のスタイルを築き上げた。


祈り―それは、現代の忙しい日常の中で、とかく置き去りにされがちな行為かもしれないが、本書を読み拓いていくと、ちこさんが実践する行為を通して、"祈り"とは一体何なのか、その本質がみえてくるようだ。


運を良くするためにちこさんが本書で伝えたいことは、「大いなる循環のパワーを心身に取り込み、自分自身の中に眠るバランス感覚(感性・たましい)を目覚めさせる」(本書6Pより抜粋)ことだという。もう少しくだいていくと、季節の循環の波に乗って旬の食材から、季節の気をいただいたり、道具をこよなく愛する気持ちをもったり、年中行事を味わってみることから、身体に邪気がたまらないように口内ケアと頭皮ケアの方法、すっぴん力を高める素肌ケア、身体を温めるコツにいたるまで、女性にとって耳寄りな暮らしの知恵にまでたどり着いていく。

cico3本書の中では、日本人のソウルフード"おむすび"をちこ流で結ぶ、"開運おむすび"の作り方も紹介されている。これなら「スピリチュアルには疎い」、という人でも気軽に実践できそうだ。

「運を良くするなんて、なにやら難しそうだ」と思っていても、やってみたら案外すんなりと、「もしかしたらこういうことかも?」なんて、美味しいおむすびとともに、文字通り、腹に落ちるかもしれない。

『神様とつながる 開運ごはん』
開運料理人 ちこ著
神宮館 (2015/9/5)/1,296円


『神様とつながる開運ごはん』刊行記念 開運料理人ちこさんトーク&サイン会
9月17日(木)紀伊国屋書店 グランフロント大阪店にて開催!


日時|2015年9月17日(木) 19:00~(18:45開場)
第1部 トークショー 19:00~19:40予定、終了後に質疑応答とじゃんけん大会
第2部 サイン会 20:00ごろ~
会場|紀伊國屋書店グランフロント大阪店 店内特設会場にて
参加方法|要整理券
詳細はこちらから。

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