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CACAO SAMPAKA 「カカオの旅 9ヶ国コレクション」3,996 円(税込み)

世界中を席巻するチョコレート人気の影響で、近い将来、チョコレートの原料であるカカオが不足するとまで言われているのはご存知か。名だたるショコラティエたちは、カカオから生まれるチョコレートの深淵なる世界を追求することに夢中で、原料であるカカオ豆の本質的な味わいとコンビネーションの可能性というフロンティアを拡大している真っ最中だ。そしてチョコレート愛好家の誰もが、新たなカカオの高みへ連れていかれることを毎シーズン心待ちにしている。 昨今の高級チョコレートを取り巻く状況は、いよいよ熱気を帯び、もはや一過性のブームではなく、スイーツの枠組みを飛び越えたチョコレート文化が刻々と育まれているのである。

スペイン バルセロナ発
"エルブリのチョコレート" CACAO SAMPAKA(カカオサンパカ)


cacao2有名ショコラテリアが群雄割拠する東京においても、ひときわ個性的な存在感を放っているチョコレートブランドが「CACAO SAMPAKA(カカオサンパカ)」(写真右:丸の内本店)だ。1920年創業のスペイン最大のカカオ豆の輸入、チョコレート原料製造会社「Nederland(ネダーランド)」を親会社に持ち、伝説のレストラン「エルブリ」のパティシエ、アルベルト・アドリアの発案で、「エルブリ」のシェフやパティシエをはじめ、 20数名のスペインを代表するクリエイターたちの出資のもとに、1999年バルセロナに誕生した。ブランド名は、かつて世界最高のカカオを栽培していたという、アフリカの赤道ギニアにある古いカカオ農園「サンパカ」の名を冠しており、カカオとチョコレートの豊かな文化と歴史を現代に伝えるというコンセプトを表している。

ショーケースに、まるで芸術品のように陳列されたチョコレートは、豊富なバリエーションで展開されている。「カカオサンパカ」のチョコレート作りは、「人間が考えつく組み合わせをやり尽す」というエルブリの実験的料理の哲学をベースに、常に斬新なアイデアと絶妙なコンビネーションでカカオの魅力を最大限に引き出し、新たなチョコレートの可能性を模索している。1粒1粒は熟練した職人の手によって丁寧に作られており、大きさや長さ、デコレーションも自然の形を生かして作るため、一つとして同じものがない。
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(写真上)左:バルセロナにあるカカオサンパカ社 中央:ネダーランド社には、毎日数百トンのカカオ豆が世界各国から入荷されている。 右:1粒1粒がハンドメイドのクオリティにこだわり丁寧に製造されている。

カカオ豆からチョコレートにするまで一貫管理して製造のBean to Bar

「カカオサンパカ」の豊富なラインナップを支えているのは、カカオの産地にも工場をもつネダーランド社のファミリー企業であることが大きく関係している。カカオ豆の選別からチョコレートの製造にいたるまで全工程を一貫して管理することができ、アトリエのショコラティエにより、300種以上の製品を作り出すことができるからだ。ここ数年、日本でもチョコレートの新潮流としてもてはやされている「Bean to Bar(ビーントゥバー)」を、既に創業時から実践している希少なチョコレートブランドとも言える。また、他のショコラティエでは取扱いの難しい希少な品種のカカオ豆を入手することが可能な点もブランドの強みの一つとなっている。

また「カカオサンパカ」ならではのチョコレート作りを象徴するアイテムが「XOCONUSCO ショコヌスコ®」だ。かつては王しか口にできなかったという幻のカカオ”レアルクリオロ®は、非常にデリケートなため栽培が困難だったが、2007年に最適な焙煎温度とコンチング時間の調整により他に類を見ないフルーティーな味と香りを放つチョコレートとして、世界で初めて「カカオサンパカ」が復活させたのだ。「XOCONUSCO ショコヌスコ®」は、カカオサンパカ社アトリエで製造されたクーベルチュール及び当該製品の登録商標となっている。

2017年、「カカオサンパカ」は、より深くカカオの味わいを追求するコレクション「CACAO & TRUE CHOCOLATE🄬」を発表する。いまだ知られざるカカオのさらなる奥深いの世界をいち早くご紹介しよう。詳細は次のページへ。

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