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日本におけるクルーズ人口はわずか22.1万人(2015年、国土交通省統計)。全人口の2%にも満たない。日本ではまだクルーズ=年配のお金持ちの人の旅のスタイルという印象が強いせいだろうか。しかし、確かに高額なクルーズは少なくないが、リーズナブルな価格設定のクルーズもたくさんある。 一口にクルーズといってもクルーズ会社、さらにクルーズ会社によっても船ごとにクルーズ料金も個性も異なる。また通常クルーズ代金には、客室代金と船内での食事(アルコール代は別途)、船内でのアクティビティーやアミューズメント代が含まれる。よくよく考えてみると、とってもお得な旅のスタイルだったりする。

今回、乗船したのは、地中海最大手のクルーズ会社「MSCクルーズ」のクルーズ船だ。シックでモダンな船内デザイン、充実した施設に定評があるが、価格帯はカジュアル。実際に乗船してみると若い人の利用も非常に多かった。イタリアを拠点とするクルーズ会社なだけに、エーゲ海・地中海・北欧、バルト海等ヨーロッパ周辺のクルーズを得意とするが、カリブ海、キューバ、南米・南アフリカ・アラブ方面にも就航していて、今回は「MSCディヴィーナで行く西カリブ海クルーズ」に参加した。

クルーズの王道! カリブ海クルーズへいざ出航

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  • 船上はリゾートホテルさながらの開放的なムード。

カリブ海クルーズは、地中海・エーゲ海クルーズと並び、クルーズの王道。特に冬は氷点下となるシカゴやニューヨークの人々の間で人気が高く、さまざまなクルーズ会社が年間を通してクルーズを運航。航路も複数ある。
MSCディヴィーナによる「西カリブ海クルーズ」は、マイアミを出港し、オーチョ・リオス(ジャマイカ)、ジョージタウン(ケイマン諸島)、コズメル(メキシコ)、ナッソー(バハマ)をめぐり、マイアミに戻る7泊8日のコースとなる。

出発地となるマイアミは、人口の半分はスペイン語を話すヒスパニックで構成されていて、アメリカの中でも非常にラテン色の強い街として知られている。まるでキューバを旅しているかのような雰囲気が味わえるキューバ人のコミュニティ「リトルハバナ」、築100年近いアールデコ様式の建築が立ち並ぶアールデコ地区など見どころには事かかない。世界的に有名なマイアミビーチでのんびり過ごすのもいいだろう。ビーチに面したオーシャンドライブをそぞろ歩くのも楽しい(ジャンニ・ヴェルサーチが住んでいた家や行きつけだったカフェもある)。時間さえ許せば出発日の2、3日前に渡米し、ゆっくりと観光したい魅力的な街だが、話をクルーズに戻そう。

チェックイン~乗船、そして客室へ

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  • 船内情報を記載した新聞が毎日配布されるので、これでショーの時間やイベント情報をチェック。

MSCクルーズがカリブ海クルーズに就航しているのは、「MSCディヴィーナ」。13万トンを超える大型客船だ。乗客約3500人、従業員を含めると5000人以上が乗船可能な大型船は巨大なホテル、いやひとつの街が移動しているような感じといったほうがイメージがつきやすいかもしれない。近くで見るとその大きさに圧倒される。 クルーズ乗船日は、一般的に出港の2時間前までにチェックインを行う。乗船手続きは飛行機の搭乗手続きをイメージすればいい。受付カウンターで事前に送られてくる乗船券とパスポートを出せばいいのだが、その際、顔写真の撮影を行うのはクルーズならでは。この写真が、クルーズ期間中、身分証明書であると同時にキャビン(客室)のカギとなり、また、買い物や有料の飲食など船内のサービスに利用できるクレジットカード的な役割を果たす「クルーズカード」に登録される。

乗船後、自分の部屋をチェックし、すぐに船内散策へと繰りだした。クルーズ船はまさにひとつの街。細かい特徴は船によって異なるが、複数のレストラン、ショップ、カジノ、シアター、プールなどがあるという基本的な作りは変わらない。  

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巨大なリゾートホテルさながらのファシリティに大興奮!

mc1_1出港前でもプールの周りのデッキチェアはすでに大半が埋まっていた。レストランもオープンしているので、ビュッフェレストランで食事をしている人も多い。リゾート都市として世界にその名を轟かせているマイアミだけに船から見る港の様子も美しく、そんなクルーズならではの風景を眺めながらカクテルを傾けたり、ジャグジーに浸かっている人もいた。出航前からみな思い思いにクルーズという特別な時間を楽しんでいる。これから始まるクルーズに、いやがおうにも期待が高まる。

さて、船名の「ディヴィーナ」だが、イタリア語で「洋上の女神」を意味し、女優のソフィア・ローレンが名付け親となっている(クルーズ船は、有名な女性に、名付け親になってもらうというのが、世界的な習わしになっている)。その名にふさわしく、上品な煌びやかさを備えていて、なかでもスワロフスキー・クリスタルが埋め込まれたアトリウムの階段はきらきらと輝きは瞬く間に非日常へと誘ってくれる。 客室にはいくつかグレードがあり、当然ながら客室のランクによってクルーズ代金も変わってくる。クルーズという旅のスタイルを満喫したいなら、やはりおすすめはバルコニー付キャビン。バルコニーにはチェアとオットマンが備え付けられていて、ひたすらカリブの大海原を眺めるという、贅沢な時間の過ごし方も可能だ。 よりラグジュアリーに過ごしたいなら、ホテルのクラブフロア的存在である「MSCヨットクラブ」を選択するのも手。専用のレストランやバー、ラウンジがあり、ワンランク上のサービスを受けることができる。

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協力:MSCクルーズ  
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