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乗船翌日は、どこにも寄港しない終日航海日。丸一日海の上というと、「退屈するのでは?」と思うかもしれないが心配は無用、むしろやりたいことが多すぎて困るくらいだ。カジノで一攫千金を狙うも良し、デッキや客室のバルコニーから、海上からしか見ることのできない特別な景色を、時間を気にせず眺めるのも悪くない。 屋内外、複数あるプールで寛いでもいいし、ディヴィーナにはウォータースライダーが付いているのでそちらも体験してみたいところ(大人も利用可能!)。船内で開催されているアクティビティーに参加するのも楽しい。クルーズ上は毎晩、翌日の天気や航路状況、アクティビティーの内容が記載された船内新聞が配られる。これを見ながら翌日の計画を立てることができる。だらだら過ごすのも、アクティブに過ごすのも自分次第だ。
そして船内で大きな楽しみとなるのが、食事だ。大海原を行く船の上でいただく美食を堪能あれ。

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すべて想いのまま、ダイニングシーンのチョイスは自己流で

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  • 上:ピザはすべて船内で粉から手作り! もっちもちのピザをあつあつでいただいて! 下:レストランからの絶景オーシャンビューも船旅ならでは。

食事も自分のスタイルで楽しめる。船内には複数のレストランがあり、基本的には、メインダイニングでフルコースの料理が中心となるが、あまりお腹が空いてなかったり、「昨日食べ過ぎてしまったから今日は調整したい」という場合は、スープやサラダだけオーダーすることもできる。
洗練された華やかさが印象的なディヴィーナではあるが、MSCのクルーズ船はイタリアンテイストな陽気な雰囲気が特徴だ。イタリア料理の美味しさに定評があり、船内で提供するパスタやピザはすべて船内で粉から手作りしていて、これが確かにイケるのだ。ビュッフェレストランで、自慢のピザを楽しむという選択肢もある。ビュッフェレストランは、深夜2時までオープンしており、カフェ利用も可能だ。

船内での食事代は基本的にはクルーズ料金に含まれているが、一部有料のレストランもある。そのひとつがヘルシーなイタリア料理を提供する「イータリー」だ。2007年にトリノで創業した「イータリー」は、スローフードの哲学に基づいた高品質の料理、アイテムに定評があり、現在日本国内にも複数の店舗を構えている。無料で利用できるレストランでもじゅうぶん満足なのだが、有料のレストランはさすがに美味しさも雰囲気も格別。1週間のクルーズなら一度か二度、有料レストランを利用してみてもいいかもしれない。


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ディナー後は客室に戻りのんびり過ごすのもいいが、シアターでは毎晩何らかのショーが上演されている。ディスコやバーもあり、夜の過ごし方の選択肢も多彩。オフィサー主催のパーティーが行われる日もある。 寄港地での過ごし方も自分次第だ。船から降りずに船内で過ごしてもいいし、クルーズ船が主宰する寄港地ツアーにも参加できる(有料)。また、自分自身で自由に寄港地をめぐってもいい。 食、船内アクティビティー、寄港地など、さまざまな選択肢の中から自由に選ぶことができるというのは、クルーズという旅の最大の醍醐味ではないだろうか。



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協力:MSCクルーズ