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カリブ海クルーズの拠点となるマイアミに、日本から直行便は飛んでいない。一般的にはアメリカの都市で一度、飛行機を乗り継ぐことになる。今回は、世界6大陸60か国以上の325を超える都市に向けて就航しているアメリカ3大航空会社の1つであるデルタ航空を利用した。 本拠地・アメリカ本土のネットワークに強いのが魅力だ。今回は羽田からミネソタ州の州都、ミネアポリス経由でマイアミに向かった。

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delta1デルタ航空の羽田-ミネアポリス線は、2016年10月30日に開設。ミネアポリス・セントポール国際空港を米国中西部の拠点となるハブ空港としており、羽田からミネアポリスに飛ぶと、アメリカ、カナダの計110都市への乗り継ぎが可能となる。
また、今回はデルタ航空のビジネスクラス「デルタ・ワン」を利用した。羽田-ミネアポリス線は、通常ボーイング 777-200ER型機を使用(時期によって異なる機材が使用される場合もある)。座席数は291席で、デルタ・ワン37席、デルタ・コンフォートプラス(他のエアラインのプレミアムエコノミー、エコノミープラスに相当)36席、エコノミー218席が配されている。

777-200ER型機のデルタ・ワンのシートの座席は1-2-1配列ですべての席が通路に面していて、180度リクライニングするベッドシートになっている。シートまわりは壁で囲まれていてプライベート性も高い。 食事は和食と3種類のメインが選べる洋食のコースを用意。和食は数が限られているので、どうしても食べたいなら前もって予約しておくのがベター。また、女性ソムリエ、アンドレア・ロビンソン氏が、機内での食事に合わせてセレクトしたワインも取り揃えている。また、2017年4月からアレッシィ社デザインのデルタ航空オリジナル食器が導入されていて、こちらもテンションが上がる。

食事と並び、ビジネスクラスでの旅での楽しみのひとつが、ブランドとコラボしたアメニティキットだ。「デルタ・ワン」では、できるビジネスマンの代名詞にもなっているアメリカのバッグブランド「TUMI(トゥミ)」とコラボしている。TUMIのデザインケースなかに、キールズの「リップバーム No.1」、TUMIのアイマスク、ペン、ボーダー柄の靴下、歯磨きと歯ブラシ、マウスウォッシュなどを入れて提供。高い耐磨耗性を持つバリスティックナイロン素材を用いたケースはクオリティが高く、飛行機を降りてからも活躍必至だ。往路と復路で異なるデザインケースを採用しているのも気がきいている。
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羽田・ミネアポリス間のフライト時間は11時間強。座席をフルフラットにすることができる「デルタ・ワイン」は、エコノミーとは疲れ方がまったく違う。ウェスティンホテルが最高の寝心地を追求して作りあげた「ヘブンリーベッド®」を、デルタ航空用に開発したものを採用。フルフラットベッドシートで、肌触りも心地いいヘブンリーベッドの寝具に包まれ、快適に眠ることができる。旅をランクアップするなら、ぜひデルタ・ワンを利用したい。

delta3最後に、ミネアポリス・セントポール国際空港について少しインフォメーションを。同空港内には、全米プロゴルフ協会「PGA(Professional Golfers’ Association)」が運営するゴルフ複合施設「PGA MSP Airport」がある。アメリカでも初となるユニークな施設で、ゴルフグッズの販売だけでなく、PGA公認プロによるゴルフレッスンができ、また、世界トップクラスのコースから好きなコースを選び、バーチャルでプレイできるシュミュレータを備えている。
ゴルフに興味がないなら、全米最大の複合ショッピングモール「モール・オブ・アメリカ (MOA)」へ出かけてみるという選択肢も。空港からライトレールという名の電車に乗り、約12分でたどり着ける。ニューヨークのヤンキースタジアムがまるまる9個入る大きさの敷地内には、日本にはまだ未上陸のトリーバーチのスポーツライン「トリースポーツ」など520以上の店舗や、遊園地、アトラクションなどが配されている。目安として乗り継ぎ時間が3時間以上あれば、モール・オブ・アメリカに足を伸ばしてみてもいいかもしれない。

INFO:
デルタ航空予約センター 
日本国内 Tel:0570-077733(ナビダイヤル9:00~20:00)

text Aya Hasegawa

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