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世界10か国に28のホテルを展開している、タイの「デュシット インターナショナル」。そのフラッグシップホテルであるタイの「デュシタニ バンコク」は、1970年2月、当時バンコクで最も高い建物としてオープンしたタイを代表する老舗ホテルだ。ここで結婚式を挙げるのが一種のステイタスともなっているほどで、 日本でいえば、帝国ホテルやホテルオークラ的な存在だ。現在、「デュシタニ バンコク」は、隣接地を含むエリアをホテル、住居、オフィス、商業エリア、緑地から成る複合施設として再開発すべく休業に入っている。

今回、紹介する「デュシタニ ラグーナ プーケット」は、その「デュシット インターナショナル」が手がけるホテルのひとつだ。プーケット島の西海岸のほぼ中央に位置する「ラグーナリゾート」(以下、ラグーナ)と呼ばれる、バンタオビーチのホテルコンプレックス(複合ホテル施設)内にあるリゾートホテルで、ひと足早くリノベーションを終了した。

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筆者が考える「デュシタニ ラグーナ プーケット」の最大の魅力は、“手の届きやすい”価格帯。豪華絢爛なラグジュアリーリゾートはいくつもあるが、なかなかハードルが高かったりする。そんななか、「デュシタニ ラグーナ プーケット」は、ほんの少し背伸びすれば、無理なくステイできる価格帯なのだ。時期によっては、よりお得に泊まれることも。また、長年働いているスタッフが多く、あたたかなホスピタリティーにも定評がある。滞在中、いつも穏やかな気持ちでいられたのは、彼らの笑顔ともてなしのおかげかもしれない。日々の生活に少しだけ疲れ、休養の必要性を感じたとき、駆け込みたいアドレスのひとつとして、ぜひ覚えておきたいリゾートなのだ。

400万㎡の広大なラグーナには、長さ約5キロのビーチ、9軒のホテルやゴルフコース、商業施設が集まっている。そのラグーナのホテルのなかで、最初(1987年11月)に開業したこちらはは、穏やかなトロピカルガーデンに囲まれ、紺碧のアンダマン海に面したリゾートホテルだ。タイ資本のデュシタニが運営するホテルとあって、パブリックスペース・客室ともに、伝統的なタイのデザインのモチーフを随所で見ることができる。潮の匂いの風が吹き向ける、アーチ型のロビーもそのひとつだ。なお、リノベーションに際し、ロビーには、クラシックなタイの邸宅をイメージした設えを施した。到着した瞬間から旅心が刺激される。

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客室は全室プライベートテラス付き。リノベーションにあたっては、現代的なタイの様式を取り入れたネオコロニカル調の客室デザインを踏襲した。聞けば、天然木材やタイの布などを積極的に利用したのだそう。ホテルで過ごす時間が長くなるリゾートの滞在では、客室の快適さにこだわりたいが、ラグジュアリーさと、タイやプーケット島の素朴さを感じられる作りになっているこちらなら申し分ない。

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そして、「デュシタニ ラグーナ プーケット」で特筆したいのはサンセット。「ビーチリゾートなんだからサンセットが見られるのは当然でしょう?」と思うかもしれないが、実は、ラグーナ内のホテルで西側がビーチに面しているのは、ここだけ(ほかのホテルはラグーンに面しているところが多い)。ラグーナで最初にできたホテルとあり、もっとも「いい場所」に陣取っている。専用プールを持つヴィラ27棟を含む全253室の客室のうち、約70%がオーシャンビューというのも同リゾートの強みだ。

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過ごし方の選択肢も多彩だ。街へショッピングに繰り出してもいいが、ホテルにこもりっきりで気のままにタイ時間を満喫するのがおすすめ。何か思い出に残ることを、と考えるならば、ホテル内で毎日実施されているさまざまなアクティビティに参加してみてはいかがだろう。無料で受講できる「ストレッチ&アブドミナル・エクササイズ」で、1日をスタートさせたり、プールやビーチで遊んだあとは、独立したヴィラで施術が受けられる「アンサナ・スパ」で心と体をほぐしてみるなど、ホテルから一歩も出なくても退屈することはない。 

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(写真)ミシュランプレートに選出された、「ガーリックと唐辛子のスパイスが効いた牛肉のサーロイン」

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(写真)左:チーク材を使った建物が印象的な、タイ料理レストラン「ルエン・タイ」。右:「プーケット産ロブスターのレッドカレーソース」。客席で仕上げるパフォーマンスも楽しい

また、ホテル内には6つのレストラン施設があり、胃袋もご機嫌に満たしてくれる。なかでもタイ料理レストラン「ルエン・タイ」のシグニチャーメニュー「プーケット産ロブスターのレッドカレーソース」「ガーリックと唐辛子のスパイスが効いた牛肉のサーロイン」は、ミシュランプレート(ミシュランの基準を満たした料理)にも選出されている。なお、こちらのレストランでは、日中は予約制のクッキングクラス(有料)も実施しているので、タイ料理作りに興味があれば、ぜひ参加してみたい。スタイリッシュに改装されたメインプールの横のバーでは、南国ならではの、さまざまなフルーツを使った、モヒートで喉を潤すことができる。


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もちろん、ホテルの外で過ごす時間も楽しい。ラグーナ内は、無料シャトルバスとシャトルボートが巡回している。宿泊しているホテル外のレストランに足を伸ばしてもいい。プーケット随一の繁華街・パトン地区やプーケットタウンにもシャトルバスを運行している(有料)。プーケットタウンにある、プーケット最大級のショッピングモール「セントラルプーケット」には、2018年秋、新館「セントラル フロレスタ」ができたばかり。大抵の買い物ならここでこと足りるはずだ。アイランドホッピングなどのアクティビティツアーも人気がある。

ラグジュアリーさのなかにある、素朴さやタイの人々のぬくもり。眩しい太陽とスコールにさらされながら、いつも変わらない美しさをたたえている海、生命力あふれる緑の木々や草花。そんなプーケット特有の魅力に触れては、人は何度もこの地を訪れてしまうはずである。

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デュシタニ ラグーナ プーケット

390 Moo 1 Srisoontorn Road | Cherngtalay, Thalang, Choeng Thale, Phuket 83110, Thailand
Tel:03-5645-8531(日本での問い合わせ先「デュシット ホテルズ & リゾーツ グローバルセールスオフィス」)
https://www.dusit.com/ja/contact-us/(予約手配)





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