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日本の伝統芸能であるお能。江戸時代までは猿楽と呼ばれ、明治維新後に狂言とともに能楽と総称されるようになった。長唄特有の音楽的感性、能面や美しい衣裳文化、古典的物語の味わいなど、600年以上もの昔より伝承されてきた日本の伝統文化に彩られたその独特な世界観は、 日本のみならず海外の人々をも魅了してやまない世界最古とも言われる舞台芸術のひとつだ。

日本人のアイデンティティとも言える伝統芸能でありながら、しかしどこか敷居の高さを感じてしまいがちなお能。そこで今回ご紹介したいのは、未就学児から大人まで誰でも気軽に観に行くことのできる「はじめて観る方のためのやさしいお能」をコンセプトに、一流の能楽師による能舞台を大学生ら若者が中心となって企画・運営している「若者能」の舞台公演だ。

初心者には難解だと思われがちなお能だが、「若者能」では公演前に実行委員会による事前解説コーナーでその見どころがレクチャーされたり、演能中にはストーリーがつかみやすくなるようLINEでリアルタイム解説(日英二言語対応)が配信されるなど、事前の予備知識がなくても能舞台を楽しめる工夫が凝らされている。演目後は能楽師が客席に登場してのアフタートークの楽しみもあり、まさに"はじめて観る方"におすすめだ。また未就学児にとっては堅苦しくない雰囲気の中で、本格的な能舞台を体験することができる貴重な機会にもなる。

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「若者能」の記念すべき十五回目の舞台公演は、2020年1月12日(日)国立能楽堂で開催だ。当日は、日本を代表する和菓子舗提供の和菓子とともに遠州茶道宗家による呈茶席や、株式会社和えるによる未就学児にも楽しめる「伊勢型紙ではがき染め体験」ワークショップも催される。
2020年、新しい一年の風を感じるこの時に、能楽堂に足を運んで日本の伝統芸術の魅力に触れられる心豊かな時間を楽しんでみてはいかがだろう。

<第十五回 若者能>舞台概要
日時: 2020年1月12日(日)13:00 開場 14:00 開演 17:00 終演予定
会場: 千駄ヶ谷 国立能楽堂(https://www.ntj.jac.go.jp/nou.html
当日プログラム:
13:00 開場
14:00 素謡「翁」 塩津哲生
14:15 事前解説コーナー 若者能実行委員会
14:45 狂言「蝸牛」 山本則秀
休憩
15:30 能「小鍛冶」 塩津圭介
16:40 アフタートーク
17:00 終演予定
特別企画:呈茶席、はがき染め体験
チケット料金:学生チケット 1,000円、一般前売チケット 4,000円、一般当日チケット 5,000円、若者応援チケット 10,000円。
チケットの購入は”こちら”(外部サイト peatix)から。
※若者応援チケットは若者能の活動目的に共感し、その活動を支援する方向けのチケット
※WEB限定のセット割引チケット有り

■若者能 オフィシャルWebサイト http://wakamononoh.jp/
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