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イヴ・シャルルの料理美学を
受け継ぐ料理人
ラ・メゾン・クルティーヌ
オーナー・シェフ 善塔一幸さん

1976年生。箱根小涌園、ミクニ横浜店を経て2003年渡仏。アラン・サンドランス(2つ星 魚担当シェフ)、ラ・メゾン・クルティーヌ(1つ星 シェフ)、ルレ・ルイ・トレーズ(2つ星 前菜、デザート担当)、ターブル・ダンベール(魚、肉、ソース担当)、レ・パピーユ・アンソリット(シェフ)などを経て、2010年12月帰国。西麻布イ・ヴィニエーリで半年間シェフを勤めた後、パリ14区のラ・メゾン・クルティーヌのオーナーシェフ イヴ・シャルルより看板を譲り受け、阿佐ヶ谷に仏料理レストラン ラ・メゾン・クルティーヌをオープン。

RESTAURANT INFORMATION
「ラ・メゾン・クルティーヌ」
TEL:03-6276-9938
所在地:東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10
営業時間:11時30分~13時30分(L.O)/18時00分~21時00分(L.O)
定休日:月曜日・第1火曜日
http://www.courtine.jp

パリ14区の店内を思わせる小粋な空間で、食材に対するシェフの愛情と遊び心あふれるフレンチが振る舞われる。カトラリーはもちろん、ペルスヴァル。店の隅々に至るまで行き渡る、ラ・メゾン・クルティーヌの居心地のよい美食の世界を愉しめる。ランチコース、2,600円~、ディナーコース、4.700円~7,600円。

僕がイヴ・シャルルという人に出会って、強く惹かれたのは彼の型にハマらず、そしてゆらぐことのない"おいしさ"への卓越した才能でした。たとえそれが、格付けのないワインであっても、誰にも知られていないような片田舎の名もない農家がつくる野菜であっても、「自分の料理の味にマッチするものはこれなんだ」と自信を持って推すことができる人物、それがイヴ・シャルルです。

イヴ・シャルルの料理哲学や美学が通った店づくりの素晴らしさは、既にパリ14区で証明されましたが、私が思うに彼の料理の本質は、おいしさの前で、正直でストレートであることでしょうか。仰々しさや格式ばったところがなく、誰もがおいしいものを一番おいしい形でいただくことができる店を、彼はいつも目指していました。一方でそれは一ツ星レストランでしか追求できないおいしさの形であるとも言えます。たとえば、肉は塊のまま調理する方がおいしいわけです。しかし、これが三ツ星レストランで供されるとなると、1ポ―ションとしてはワイルド過ぎるということになるでしょう。

未だかつて料理人がナイフ工房を丸ごと買い取って、自分の理想のテーブルナイフを開発するなんて話、聞いたことありませんが、イヴ・シャルルが9.47をつくったのは、ある意味、必然だったのかもしれません。彼が目指す理想の店づくりにとって、ワイルドな肉の塊をストレスなく切り分けられる機能と美しさを持ったナイフが、どうしても必要だったということですね。>>

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Perceval(ペルスヴァル)とは?
「Perceval(ペルスヴァル)」は、刃物の街として栄えるオーヴェルニュ地方ティエールのナイフ工房。アストランスやアラン・デュカスなどの三ツ星レストランをはじめ、世界中の実力派シェフに愛用されている。2012年、卓越した職人技、革新的な仕事をしている工房を取り上げるコンテスト「スター&メティエ」でグランプリを獲得。まさに時代を切り拓くマスト・ハブのテーブルナイフブランド。2013年10月、日本に本格上陸。 

イヴ・シャルルとフラッグシップモデル「9.47」
フラッグシップモデル「9.47」は、パリ14区の一ツ星レストラン「ラ・メゾン・クルティーヌ」のオーナーシェフ イヴ・シャルルが、自らの料理にぴったりの理想のテーブルナイフを追求し。2005年に完成させたモデルで、一ツ星シェフの理想を体現すべく計算し尽くした設計とナイフ職人の卓越した技術の融合により生み出されたマスターピース。ホタテの貝柱から肉厚のフィレ肉ステーキまでストレスなく切れてしまう切れ味に、食の第一線で活躍するプロの料理人やグルマンたちを魅了している。 ≫ブランドについて詳しくはこちらから。「時代を超越するテーブルナイフの品格 Perceval 「9.47」」

イヴ・シャルルと「ラ・メゾン・クルティーヌ」のその後
ちなみに、イヴ・シャルルは9.47を開発するために、2005年にナイフ工房ごと買い取り、2008年には自身のレストランパリ14区一ツ星レストラン「ラ・メゾン・クルティーヌ」を売却。その後、レストランは、イヴ・シャルルの料理哲学を引き継ぐ第一人者、善塔一幸シェフにより、1つ星当時のクルティーヌのスペシャリテを世界で唯一作ることが許されている店として2011年、阿佐ヶ谷に復活。現在に至る。

シンプルでエレガント、洗練され、時代を超越したフォルムで際立つペルスヴァルのフラッグシップモデル「9.47」。ホタテの貝柱から肉厚のフィレ肉ステーキまでストレスなく切れてしまう切れ味。ナチュラルな色合いが美しい「オリーブ」と、シックで高級感を漂わせる「黒壇」のハンドルの2種類を2本/6本セットでご用意。自然木のやさしさと温もりを感じさせるシェフの理想のテーブルナイフ。あわせて、テーブルフォークとデザートフォークもラインナップ。


  • ペルスヴァルのハイエンドモデル「Le Grand(ル・グラン)」はブランドのノウハウを注ぎ込んだオリジナルデザインのナイフ。木目調のダマスカス鋼、造り手のサイン代わりに細かな彫刻が背面に施され た刃、高級感あふれる素材は、18世紀のエレガントなナイフを想わせるたたずまい。低温処理された硬化鋼ブレードは、ビスと幾何学模様のリベットで柄に取り付けられている。高級レストランへの賛歌として、ラブレー風 美食家の食事や宴会に必要不可欠なもの。