ITEM_20080409
おしゃれをワンランクもツーランクもアップさせてくれる小物。春夏になると、手放せなくなる小物といえば断然、サングラスだ。もはやおしゃれの仕上げには欠かすことのできないマストアイテム。気に入ったモデルをいくつか揃えて、その日の服のテイストに合わせて選ぶのはもちろん、お気に入りのサングラスに合わせて服を決めるというのも粋だ。

オリバーゴールドスミス今年こそスパイスの効いたサングラスで新しいスタイルに挑戦したいという人は、アイウエアのセレクトショップ「コンティニュエ」へ。2002年、恵比寿にオープンしたこのショップには、アイウエアばかりか、クリエーターとのコラボ商品、オリジナル商品など、かゆいところに手が届く眼鏡小物も充実。ボサノヴァやジャズを収録したオリジナルCD、フットウエアまで並ぶ。ここは、眼鏡のある日常やファッションをトータルでコーディネートできる提案型ショップなのだ。板張りの空間には小気味良く商品が並び、座り心地のよさそうなソファーも。「ゆっくりと落ち着いたところで、話ははずむもの。コミュニケーションの中から生まれる関係を大切にしています。オリジナル商品も、さまざまなお付き合いから生まれたものがほとんど。お客様からいただく“こんなものがあったら”という声もとても貴重ですね」と一級眼鏡工学士の川倉久斉店長。丁寧な商品説明を始めとする、心づくしの対応のすべてが長い付き合いを前提にしているので、新しい挑戦を始めるにあたっても、心行くまで相談できそうだ。

商品セレクトにも、買う側とアイテムとの長い付き合いを慮る気持ちが感じられる。中心となっているのは、シンプルでベーシックなモデル。クラシカルなものからインスパイアされたものが多く、独自のラインナップが光る。

「モデルの新しい、古いを問わず、いいと思ったものだけをセレクト。新しいものはいいものだという新作至上感覚は否定したいんですよね。実は、ブランドが展開する最初のモデルは、デザイナーの想いが色濃く反映されているものが多いんです」(川倉店長)。もう他では扱われなくなった幻のモデルも見つかると、愛好家たちも多く訪れる。

いいものは、いい。そんなこだわりを大切にしたラインナップの中でもveritaのイチオシは、オリバー・ゴールドスミス。オードリー・ヘプバーン、グレース・ケリー、ソフィア・ローレンら往年の大女優たちが愛用してきたイギリスのブランドだ。以前は、実用品だったサングラスをファッションアイテムにのし上げた老舗。1926年に誕生して以来、セレブたちに愛され、映画やファッション誌にも数え切れぬほど登場し人気を博したが、職人による手作りであったため、生産が追いつかなくなる事態もあり、製造を一時休止。2005年にリバイバルされると、瞬く間に世界のファッショニスタの間で絶大な支持を再び集め始めた。特に、かつて人気だったデザインを忠実に再現し、色や素材などで現代的なアレンジを施した復刻ラインが人気。かつても今も、錚々たるセレブたちの必需品となっているのだ。「コンティニュエ」では、オリバー・ゴールドスミスのフルバリエーションをラインナップ。この品揃えは、日本一。海外でも類を見ないという。

オリバーゴールドスミスクラシカルなデザインが見直されている今なら、女優たちが愛したビッグサングラスがおすすめ。大ぶりのモデルは昨年に引き続き流行中だが、少しサイズダウンしたものを気軽に取り入れるのが今年っぽい。憧れのビッグシェイプも、今こそ取り入れるチャンス。「きっと似合わない」と諦めていないで、まずは「コンティニュエ」のドアをたたいてみて。

(写真右)YAB-YUM×コンティニュエのめがねクロス 3周年記念のオリジナルクロス。デザイナーのパトリック・ライアンが描いたラフスケッ チをプリントは思わず自慢したくなるほどおしゃれ。各\\735(税込)

text / june makiguchi, photo / pawel jaszczuk

information


オリバーゴールドスミスContinuer コンティニュエ

東京都渋谷区恵比寿南2-9-2 カルム恵比寿1F
営業時間:12:00〜21:00
定休日:毎月第三水曜日
Tel:03-3792-8978