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待ち合わせスポット表参道交差点のすぐ脇に位置する『桃林堂 青山店』には、年齢層を問わず和菓子ファンで賑わっている。賑わいとは正反対に、じっくりと腰を据えて構えているのがこの「五智果」だ。素材の旨味を新鮮なままお砂糖で閉じ込めましたと言わんばかりのおいしさ。 どれを食べてもとれたてのようなみずみずしさに驚かされる。

(写真上)四季折々の菜果を菓子にして楽しむ「五智果 赤い包」¥630(税込)。 このほかに黄色の包、緑の包もある。全種類が入った「木箱入」は ¥3,150(420g) / ¥5,250 (700g)(税込)。

おすすめは“ふき”。ひとくちかじったその瞬間、やわらかいスジの間からあの青々とした味と香りのエキスがジュワっと染み出てくる。これがお砂糖の衣と溶け合い、なんともいえない絶妙なおいしさが生まれる。食材の滋味を堪能できるオトナのお菓子です。
桃林堂 (写真左)青山店でもっとも人気がある名物の「小鯛焼」5個篭入 ¥1,155(税込)。ほかには篭入り(7個〜20個入)と函入(2個〜20個入)、バラ売り ¥189(税込)もある。オーブンで軽くトーストすれば、皮の香ばしさにプラスしてサクサクとした食感も楽しめる。 (写真中)鮮度を保つために紙の容器に納められた「生水羊羹」小豆 &Yen;231、抹茶 ¥262(税込)。 (写真右)夏の風情が漂う「葛桜」は夏の手土産にもぴったり。 ¥252(税込)

手のひらにすっぽり納まる小さな鯛が名物の「小鯛焼」。カラダは愛くるしく小ぶりでも、一口食べただけでその大物ぶりを発揮する。風味を保つため、日持ちをさせる施しは敢えて一切なされていないとか。 鯛が「呼吸」できるよう、きっちり封をしていない袋に入った小鯛焼は、取り出したとたんに焼きたての甘い香りが広がる。しっぽの先までぎっしり詰まったふっくらつややかな丹波大納言。小ぶりといえども食べごたえは十分だ。

そして夏らしい一品の「生水羊羹」。見よ!この濃厚なあずき色と抹茶色を!! 決して見た目を裏切らない深みのある味わい。そしてその舌触りはなめらかで、やさしい。 素材の持ち味を最大限に生かすため、容器には紙を使用し再加熱をしてないとか。水羊羹の概念を打ち破る口どけを是非一度味わってほしい。

涼しげなたたずまい「葛桜」は、ひと足先に夏を先取りしたような気分。葛桜を包んだ桜の葉が吉野の山の見事なサクラを思い出させ、終わったばかりの春をつい懐かしんでしまいそう。 最高級の吉野本葛と丹波大納言を使用したなんともぜいたく。季節限定品なのでお早めに。

text / yasue ishiga  photo / yosuke omura

shop information


桃林堂桃林堂 青山店

住所:東京都港区北青山 3-6-12 みずほ銀行ビル 1 階
Tel: 03-3400-8703
営業時間: 10:00 〜 19:00
定休日:年中無休( 1月 1日〜 1月3日を除く)