セリーヌ
今シーズンのセリーヌは、とてもフレッシュだ。1945年、セリーヌ・ヴィピアナによってパリに誕生したラグジュアリーなブランドとしてお馴染みのセリーヌ。子供靴のブティックとしてスタートした後、馬車を象った“サルキー”、凱旋門を囲む鎖からインスパイアされた“ブラゾン”をモチーフに、1959年のレディス本格展開以来、パリのカジュアルエレガンスを体現するファッションの代名詞である。

セリーヌそんなセリーヌの2005年春夏コレクションは、シックでエレガントながらカジュアルなテイストも色濃い。最大の理由はデザイナーだ。マイケル・コースからバトンを受け取ったロベルト・メニケッティが今期から就任。ラグジュアリー感はそのままに、ディテールに凝ったシンプルさ、カッティングの美しさ、目にも楽しい色使いで、より若々しい印象を打ち出している。そんなコンセプトは、気になるバッグにも効いている。ヴェルディン(サーカスのキャラバンの意)は、月の満ち欠けをイメージしたスライド式バックル、エクリプスがキュート。レトロ・モダンなデザインと独特のカラー・バリエーションがとってもシックだ。

品の良いスポーティさが魅力のこのバッグ、実はカジュアルからエレガンスまで、幅の広くどんなスタイルにもコーディネートできるので、現在、世の中を席巻しているボストンバッグ・ブームに、新風を吹き込みそうな予感もある。すでにカイリー・ミノーグが愛用中とか。おしゃれなエディターやモデルたちの間でも、早くもマスト・アイテムのひとつとなっている。

メニケッティの就任により、洗練とエレガンス、そしてカジュアル感を見事に融合させ、新たなるステージへの第一歩を踏み出したセリーヌ。今後も、その進化から目が離せない! セリーヌ
text / jun makiguchi

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セリーヌセリーヌ銀座ブティック

東京都中央区銀座 5-4-8
Tel:03-5537-1550

4月23日、日本で2店舗目となる路面店が銀座にオープン。地上2階建てのナチュラル・クラシックなテイストと都会的でモダンなトーンが見事に溶け合った店内は、まさにセリーヌの洗練されたイメージそのもの。ブティック開店記念として限定のミニブギーも発売された。
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