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チョコレートは子供のお菓子。そんな考えが古いことは、もう常識。最近は、良質なカカオを使った、大人のためのチョコレートが巷にも続々登場している。 だがもし、本当に美味しいチョコレートを上質なひとと時と共に楽しみたいなら、ぜひ訪ねて欲しいのが青山・骨董通りにある“RHAPSODY AOYAMA”だ。

(写真左):ラプソディのオリジナルドリンク。チョコラータのブラック70%(右・¥700(税込))と、チョコラータ シェケラートのビアンコ(左・¥700(税込))。どちらも、とろりとした喉ごしとコクがあるのに濃厚すぎない甘みが自慢。お好みでコニャック ¥300(税込)などを追加すると、カクテルとしても楽しめる。 (写真右):2005年11月にロンドンで行われた第1回チョコレートアワードで、世界中の商品を抑えて見事金賞を受賞したチョコレート、CHUAO¥170(税込)。カカオ含有率が高いのに、まろやかで舌に苦味を残さない。まさに、大人のためのスウィーツ。

RHAPSODY AOYAMA店の入り口には、ワインセラーならぬチョコレートセラーが鎮座している。チョコレート・バーを持つこの店は、“大人には大人のチョコレートを”がコンセプト。チョコレートのロマネコンティと称されるイタリアはトスカーナ州にある高級メーカー、アメデイ社の商品が揃う。アメデイは、世界中の超有名シェフたちが製菓用の材料として愛用するブランドで、味と品質は折り紙つき。世界でも貴重とされる品種のカカオを手間ひまかけて作り上げることでも知られ、2005年11月にロンドンで行われた第1回チョコレートアワードでは、特に技と品質がものを言うダークチョコレート部門の賞を総なめにしているほどだ。そんな贅沢なチョコレートを、産地や品質によって異なる特徴を生かしながらいただけてしまうのだ。

芳醇な味わいを存分に味わうためのドリンクは、コーヒーはもちろん、ワインやリキュール。illyカフェ公認のバリスタである三木さんによれば、「チョコレートと相性が良いお酒は、ギネスの黒ビールやシャンパン、スパークリングワイン、ウイスキーといったハードリカーなど。特におすすめなのは、シェリーのペドロヒメネス¥800(税込)とブラック70%¥130(税込)の組み合わせ」とか。1枚¥130(税込)〜¥190(税込)という手ごろ感も喜ばれ、いろいろなチョコレートを試してみる人も多いそうだ。自分だけのお気に入りの組み合わせを見つけるのも楽しいだろう。

(写真左):バリスタお勧めの組み合わせは、シェリーのペドロヒメネス¥800(税込)&ブラッ ク70%¥130(税込)、イタリアのデザートワイン・バキコ¥800(税込)&トスカーノブ ラウン¥130(税込)。

RHAPSODY AOYAMAまた、ぜひ試して欲しいのが、RHAPSODYだけで味わえるオリジナルのチョコレートドリンク。ホットでいただくチョコラータ\\700(税込)はカカオ70%かビアンコ(ホワイト)のいずれかから、アイスでいただくチョコラータシェケラート¥1000(税込)はビアンコかジャンドゥーヤから素材をチョイス。いずれもそのままで充分美味しいのだが、ここにお酒(有料)を加えてカクテルにしてしまえるのが大人の特権。コニャックやブランデー、ナッツ系のリキュールを合わせれば、香りがいっそう豊かに引き立つ。程よい甘さのこのカクテルは、食事の後のデザートとしていただくのにもぴったりだ。

女性だけでなく、男性にも大好評というチョコレート・バー。甘党の男性をエスコートすれば、きっと喜ばれることだろう。

(写真右):イタリア、アメデイ社のチョコレートたち。味、香り共に豊かで、1枚¥130(税込)〜¥190(税込)。エスプレッソにはもちろん、ワイン、リキュール、そしてハードリカー にもよく合う。お気に入りの味を見つけて。

text / jun makiguchi photo / pawel jaszczuk

bar information


RHAPSODY AOYAMARHAPSODY AOYAMA ラプソディー青山

住所:東京都港区南青山5−4−26 FJB南青山1・2F
Tel:03-5766-4597
1F(Bar) : 月〜水 12:00AM〜2:00AM/木〜土 1:00AM〜4:00AM
日 ・ 祝 12:00AM〜7:00PM
2F(Restaurant) : 月〜土 12:00AM〜11:00PM
日 ・ 祝 休(但し、営業する場合も)