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世界中のセレブリティに愛されてきた、ダウンウエアのブランド、モンクレール。スキー、登山を愛する人々のために生まれたスポーツウェアとして、1952年にフランスのアルプス、グルノーブルの郊外にある小さな村、モネスチェ・ドゥ・クレールモン(Monestier de Clermont)に工場を設立。

その村名から“Moncler”という名前は由来している。このグルノーブルで第10回冬季オリンピックが開催された際には、フランス代表スキーチームの公式ユニフォームとして採用され、それを機に、フランスの国鳥である雄鶏が、お馴染みのマークとして使われるようになったという。モードの国、フランスのオリンピック公式ユニフォームとして採用されたことは、モンクレールが品質はもちろんのこと、ファッション性にも優れていることの何よりの証だろう。

モンクレールSモンクレールといえば思い浮かぶのが、洗練されたダウンジャケットを率いるメインコレクションだが、その他のライン展開も実に豊富。スポーツウェアとしてはもちろん、タウンユースとしても定番アイテムとしてモード界を牽引してきた。今回、新たなラインとして仲間入りを果たしたのが、日本が誇るファッションブランド「sacai」阿部千登勢をデザイナーとして迎え入れたMONCLER S(モンクレール エス)。

モンクレールならではの良質素材はそのままに、ブランドのキーアイテムを阿部千登勢ならではのテイストで再定義&再構築。ダウンという素材に、大人の女性の日常を彩るデザイナーが得意とするエレガントさを加え、それぞれの良さを融合。柔らかなフリルや、ゴージャスなレイヤー、ふんわりとしたスリーブなどフェミニンなディテールを取り入れ、モンクレールに新しい可能性をもたらした。 (写真左)SAKI/カジュアルながら袖の広がり、裾あしらいがフェミニンな1点。ボトムスを選ばない丈も絶妙。オリーブグリーン 価格¥97,650(税込)

モンクレールSジャケット13型、スカート1型の全14スタイル。それぞれが、ホワイト、ブラック、オリーヴグリーンの3色展開。特に、通常のダウンでは羽根の色が素材から透けてしまうため、ダウンウエアでは作るのが難しいとされている白いアイテムは、フランス産最高ランクのホワイトグースを使用しているモンクレールだからできることだ。

今回のデビューコレクションは、2010年春夏ものなのでテーマは軽さ。最高級ランクのエアリーなダウンを通常の半量にすることで、さらにコンパクトなシルエットを実現。着たときのフォルムの美しさは抜群で、ダウンウエアのイメージを覆すほど。通常のダウンよりも軽やかなしつらえだが、それでも都会での着用には真冬でも十分。最高峰ダウンのふんわり感、空気感が存分に生かされているので、包み込むような温かさを体感できるはずだ。 (写真右)SERI/モンクレールならではの純白のジャケット。袖がフレアになっているあたりがsacaiらしい。ホワイト 価格¥92,400(税込)

日本では、冬本番直前の12月中旬にいよいよ発売。キュートで女性を美しく見せるラインが、売り切れ必至アイテムばかりなので、気になる方はショップへ急いで。

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モンクレールS

モンクレール ジャパン
Tel:03-3486-2110