桐野夏生,東京島,エルメス,スカーフ,カレ,「東京は広い」,美しき逃避行,HERMES POUR TOKYOJIMA
無人島に漂着した、ひとりの女と23人の男。彼らの欲望が極限状態の中でむき出しになっていく様を過激に描き、人間の本質へとスキャンダラスに迫ったことで話題となった、桐野夏生の「東京島」。このベストセラー小説が、木村多江主演、鶴見辰吾、窪塚洋介、福士誠治共演で映画化され、4月6日、その記者発表会が行われた。

会場は、銀座のメゾン エルメス。実は、映画『東京島』では、全編を通してエルメスの人気アイテムであるスカーフ、カレが主人公の過去、現在、未来を物語る存在として、重要な役割を担って登場しているのだ。

本編に登場しているカレは、2009年にエルメスが年間テーマとして掲げた“美しき逃避行”に合わせてすでにデザインされていた「世界は広い」。『東京島』のためのスペシャルカラーとして染め上げ、“HERMES POUR TOKYOJIMA”の文字を加えた特別バージョンが制作された。今回、エルメスは特別協力として『東京島』に参加しているが、実はエルメスが映画とコラボレーションを行うのはごく稀なこと。邦画としては史上初のこととなる。 木村多江は会見で、「憧れの遠い存在だったエルメスでしたが、役者もブランドも、ものづくりをするという意味では同じであり、互いに情熱を持って何かを作ることに向き合っていることが分かりました」とコラボの感想を語った。映画の中では、カレが重要な存在として随時登場するが、これは映画版オリジナルの設定。「映画の中で、ずっとカレと一緒でしたが、子供が手放さないブランケットのように、ものが単なるものを超えた存在になっていくのが良く理解できました」とも話した。

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『東京島』に“キャスティング”されたエルメス「世界は広い」は、地図を一度解体して再構築されたデザイン。地図は地図でも、目的地に辿り着くことのできない地図だ。美しき逃避行を演出するための、いわば迷わせる地図だという。 「なんだか人生に似ていますよね」と木村。「迷うからこそ、豊かで面白いという人生を凝縮したところがあって。映画にも人生を凝縮したようなところがあります。是非楽しんで」と締めくくった。 “カレ「東京は広い」東京島スペシャルカラー”(¥48,300 税込み)は、4月8日(木)から、全国のエルメスブティックにて発売される。

■お問い合わせ先:エルメスジャポン Tel 03-3569-3300(代表)

映画『東京島』