中国の緑茶は、ポットに熱湯を足しながら、3〜4煎まで楽しめ、１日中飲むことができること、１煎目では香りと栄養分を享受し、2煎、3煎と進んだら、次第に濃く抽出されてくれるカテキンや色味を楽しむものであることなど、日本の緑茶とは違った味わい方も教えてもらえる。

さらに、こんな工芸茶の楽しみ方も。味わった後は、茶葉をお気に入りの透明容器に移し、水を注いで水中花のように1週間ほど観賞できるのだ。その後、水から取り出して、十分に乾燥させてクローゼットや冷蔵庫に置いておけば、茶葉に含まれるカテキンが持つ効果により、脱臭剤としても活躍してくれる。もちろん、キュートな動物形の茶葉ならば、乾燥させてそのままインテリアとして楽しむのもいい。 （写真右）開くまでの美しい時間を楽しんだり、鑑賞したり、味わいながら日常に贅沢をプラスしたティータイムが過ごせそう。

極上の味わいはもちろん、鑑賞する楽しみ、変化する驚きなど、いろいろな魅力が詰まった工芸茶なら、いつもより格段に優雅なティータイムが手軽に実現できてしまう。好きな形、好きな味、好きな花言葉の茶葉を選んで、リラクシングなひと時を、もっと喜びと驚きのあるものにしてみてはいかがだろう。

もちろん、来る母の日のプレゼントにも喜ばれそう。五感を華やかに刺激する工芸茶タイムを、ぜひあなたとあなたの大切な人々に。 （写真左）櫻花恋歌SAKURA-SAKU／日本にちなんだ逸品をということで生まれた「櫻花恋歌」。桜茶用のさくら、緑茶、金盞花を美しく束ねた。春の訪れを告げる花で、祝いの席に華やぎを添えてみては。価格￥1500