スタジオボイス,STUDIO VOICE,iPhone,iPad,サブカル
6月末、iPhone&iPad向けアプリ「STUDIO VOICE」をリリースし、復活ののろしを上げたカルチャーマガジン、スタジオボイス。歴代の表紙がペラペラと閲覧できるこのティーザーコンテンツ、リリースから数週間でダウンロード数35,000件越えという異例の数値をたたき出し、その期待値の高さを証明している。



スタジオボイスは1976年の創刊以来、33年間にわたりカルチャーマガジンの先駆けとして出版されたが、“サブカルチャーの終焉”などという言葉が傍らで囁かれる中、昨年8月6日発売号で惜しまれつつ休刊に。クリエイティビティを愛し求める多くの人に喪失感を与えた。

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表向きはINFASメディアグループ(本社:東京都港区、代表取締役:篠崎 雅弘)と2007年より「STUDIO VOICE ONLINE」を運営してきた株式会社イータレントバンク(本社:東京都新宿区、代表取締役:殿木達郎)との共同で、実際には1997年〜2003年同誌編集長の加藤陽之氏と奇才プログラマー東窪公志氏が首脳となる新生スタジオボイスは、ユーザー自身に「経験」をもたらすメディアを目指している。今後はiPhone、iPadのほかに8月にはウェブ、ペーパーメディア、イベントなど、様々なプラットフォームでの展開を行う予定だ。また、コンテンツに過去のアーカイブの他、GPSやミニブログtwitterなどの機能を搭載することで、よりユーザー個人の意図でネットワークを操作することを可能にし、インタラクティビティの充実をはかっていく。 人々がさらなる自発的気づきを必要としている今、世になんらかの意味をなすだろうスタジオボイスの新たな動きに注目したい。

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