パリ1区,テキスタイル,rue herold,リュー・エロル
©RUE HEROLDなかなか、ベーシックでシックな色彩や柄のテキスタイルを見つけることができなかった方々にグッドニュース。ファッションと歴史名所に囲まれた、パリ市内1区のエロル通り8番地に、白を色調にしたテキスタイル専門店rue herold(リュー・エロル)が、オープンした。



装飾デザイン雑誌のスタイリストやアート・ディレクターを経てきた、シャルロット・ドゥ・ラ・グランディエールは、長年「フランスのテキスタイル業界は閉鎖的である」と指摘して、このほどその門戸を開くための第一歩を踏み出した。フランスをはじめイタリア、ベルギー、日本などから、ベーシック素材80数種類を厳選して、メートル単位での小売販売もする。コットン、デニム、麻など、いずれも手触りの良い品質ばかりだ。さらに、価格帯も18ユーロ〜50ユーロと手頃であることも、消費者にとっては嬉しい限りである。

レジ脇では、カーテンやクッションなどの加工されたインテリア・アクセサリーも販売している。今後は、オーダーメイド対応やネット販売も拡張していくので、客層も広がっていき、ファッションやインテリア業界の人々にも幅広く親しまれていくだろう。

(取材・文 Kaoru URATA from Paris)

rue herold 住所:8 rue Herold 75001 Paris