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デンマーク出身で中世的な魅力を放つ人気モデル、フレジャ・ベハ・エリクセン(Freja Beha-Erichsen 23歳)が、ルイ・ヴィトンとシャネルに続いてヴァレンティノの今期キャンペーンにも起用されることになった。 モデルサイト「Models.com」のモデル・ランキングで第2位に選ばれているフレジャは、カロリーヌ・ブラシュ・ニールセン(Caroline Brash Nielsen)とジュリア・サナー(Julia Saner)とともにヴァレンティノの広告に登場。同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)とピエール・パオロ・ピッチョーリ(Pier Paolo Piccioli)によると、この広告ビジュアルには3人のモデルそれぞれの個性が反映されているという。

「夢の世界のようなモノクロのショットは、タイプの違う3人の美女それぞれのユニークな一面を映し出しています」とマリアとピエールはファッションサイト「Style.com」でコメントしている。「このフェミニンでスタイリッシュな広告ビジュアルがかもし出す軽やかで陽気なイメージは、2011年春のコレクションのエアリーな雰囲気とヴァレンティノが提案するライフスタイルを表現しているのです」。

広告に使用されるクラシカルで洗練されたムードの写真は、個性的なモデルたちのパーソナルな一面をとらえている。「3人の女性が自宅の心地いい空間で過ごす姿を映画の一場面のように描きだすことが、私たちの狙いでした」とマリアとピエールは話している。