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ドイツのジュエリー作家、ヘンリエッテ・シュスターによる6年ぶりの個展「zerfugt」が9月9日から25日にかけて、ギャラリードゥポワソンにて開催される。

展覧会のタイトル「zerfugt」はシュスターによる造語であり、本展で展示されるジュエリー作品の製作過程を表している。「つなげる、集める、組み立てる」を意味する“gefut”から、「構築する」と「解体する」の二つの意味を一語に含めた“zer-fugt”という単語が生まれた。同名の新作シリーズは、二つのエレメントが構築され、解体されることで形作られている。厚みのあるシルバーやゴールドの板からカットされた抽象的な形態の組み合わせによって作られたペンダントやリングたち。これらをつくる過程は偶然性をはらんでいるため、一つ一つ形が異なり、それらは並ぶと未知のフォントのような不思議な文字の連なりにも見える。これまでオブジェやジュエリーの作品を通じて、二つのエレメントの共存とそれらの関係性について繰り返し追求してきたシュスター。彼女のつくり出すジュエリー独特の、作家の手跡が感じられるオーガニックなラインとやわらかな金属の質感には、光り輝く華やかなジュエリーとはまた別の、身に着ける人の一部になっていくような魅力が存在する。シュスターにとって二度目となる今回の個展、より洗練された彼女の世界を覗きに足を運んでみては。

■ヘンリエッテ・シュスター個展 『zerfugt』
会期:2011年9月9日(金)~25日(日)12:00-20:00(月曜定休)
会場:gallery deux poissons 東京都渋谷区恵比寿2-3-6 B1F
お問い合わせ先:gallery deux poisons Tel:03-5795-0451  
Webサイト www.deuxpoissons.com