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空気を包み込むように、かたちを自由に変える紙の器。新しい感覚を持つ若手建築家、鈴野浩一と禿真哉によるユニット、トラフ建築設計事務所が2010年にデザインした「空気の器」だ。

小物を入れるトレイ、花瓶の装飾、ワインのギフト包装、またオブジェなど様々な使い方ができる「空気の器」は、元は切り込みの入った一枚の紙。その紙を立体的に広げ、かたちを整えると一つの自立した器が現れる。紙なので薄くて軽く、器になると張りと強度が出る。広げ方や色、柄によって思いもよらない表情を見せてくれる「空気の器」は、世界中のミュージアムショップやデザインプロダクトを扱うショップで販売され、ファンを増やし続けている。9月5日(月)から24日(土)までの期間、今年7月に港区芝浦のオフィス街にオープンしたユニークなワークショップスペース「SHIBAURA HOUSE」にて、空気の器のワークショップ「毎日ワークショップ」が開催される。ワークショップの内容は、紙でできたスタンプやローラーなどの「紙のスタンプキット」を用いて、オリジナルの空気の器を作ろうというもの。会期中にはなんと、トラフによるレクチャーも実施予定だ。

会場では、直径70センチの大きな「空気の器」が展示されるのでこちらもご注目を。また、今回のためにトラフが100の絵柄の「空気の器」を提案し、期間中限定で発売される。デザインも使い方も無限大。世界にたった一つの空気の器をつくりに足を運んでみては。

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空気の器 ワークショップ 2011 in SHIBAURA HOUSE
会期:9月5日(月)~9月24日(土)
会場:SHIBAURA HOUSE 東京都港区芝浦3-15-4 Tel:03-5419-6446
開館時間:月~金 9:00~21:00/土 9:00~17:00(日曜、祝日休館)

■毎日ワークショップ
「空気の器」(1枚420円)を買えば、誰でも参加できます。

■トラフによるレクチャー
第1回目9月10日(土):キッズ・ワークショップ トラフと一緒につくる「空気の器」
14:00~15:00/15:00~16:00/16:00~17:00 定員各15組(親子向け)
要参加費(詳しくは公式サイト参照)

第2回目9月16日(金):トークイベント&ワークショップ トラフと一緒につくる「空気の器」
19:00~21:00 定員50名 要参加費(詳しくは公式サイト参照)

参加方法:SHIBAURA HOUSE公式サイトより申し込み