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10月8日(土)から東京都写真美術館ホールにて“映画”と“食”の複合型イベント「第2回東京ごはん映画祭」がスタートする。上映される16作品は、どの映画にも必ず描かれる「食」にフューチャーした内容で、 観るだけでお腹がすくおいしい映画から、食と人とのつながりを描くドキュメンタリー映画、懐かしい名作まで、ここでしかスクリーンで観られない新旧の話題作が勢揃いしている。また、映画とおやつを同時に楽しめるティータイム上映会や、野村友里監督(『eatrip』)、是枝裕和監督(『歩いても 歩いても』)、沖田修一監督(『南極料理人』)ほかによるトークイベントなど、人と食のつながりを描いた“おいしい映画”に、トーク、ライブなどのイベントを連動させた食体験型映画プロジェクトとなっている。また、映画祭の半券提示でお得なサービスが受けられる恵比寿のカフェ・レストランや上映作品にちなんだお薦めのお店を集めたオリジナルマップも会場にて配布されており、食と映画で恵比寿の街全体を盛り上げる。

写真:(c)2009 Asociacion Guarango Cine y Video

おすすめ作品は、ペルーの“食”を描く日本初公開作「Cooking Up Dreams」。様々な土地に暮らすペルーの人々と食文化を探るために、ペルー各地と世界各国を巡る、食のドキュメンタリー。歴史的背景による民族や貧富、地域の差など、環境が全く異なる人々の食様式が、それぞれの生活、人生に誇りを持って溶け込んでいる様が伝わってくる。娯楽的な意味合いから、健康、美容、恋愛に至るまで、人々をつなぐコミュニケーション、そして生きることにも通じる普遍的なテーマを秘めた「食」を、話題作映画を通じ見つめ直してみたい。

第2回東京ごはん映画祭
10月8日(土)~23日(日)
東京と写真美術館ホール(恵比寿ガーデンプレイス内)ほか