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日々進化する美容医療。より満足いく結果ばかりでなく、より安全で、より手軽な施術が誕生している。 劇的な変化を手にできるとあって、多くの人が興味を寄せるレーザー治療もそのひとつ。だが、美容レーザーには、 長いダウンタイム(術後の腫れ、赤み、絆創膏による処置などで日常生活に制限が生じる期間)があり、二の足を踏む人も多かった。そこで、高度な治療は必要としないけれど、肌をより若々しく保ちたい、 エイジングの初期症状を改善させたいという人のために生まれたのが、最新の美容レーザー「クリア・アンド・ブリリアント(C+B)」だ。

201213cbsub1これは、美容医療市場におけるリーダー的存在の米国ソルタ・メディカル社が研究開発した画期的な非侵襲性フラクショナル・レーザー技術を用いたもの。医療機器を販売する際に必要なFDA(米食品医薬品局)の許可と、EU加盟国で商品販売するための基準を満たした証であるCEマークを得ていて、高い安全性も認められているというのも安心だ。
既存のレーザー治療というと、表皮をピーリングして肌のごく浅い層だけを入れ替えたり、色に反応する種類のものでほくろやシミを取り除いたりするものが良く知られているが、「C+B」では表皮から入り真皮にまで届く特殊なレーザーを用いている。水分に反応するレーザーなので、水分の少ない角質層を損傷せずに、水分のある表皮中間層から真皮上層部に到達。奥から新しい肌を表面に導き、皮膚を内側からよみがえらせるという。レーザーで肌にごく微細な傷をつけ、ダメージを受けた肌の細胞組織に働きかけるので、その修復のためにコラーゲン生成も増幅させる。これまでのレーザー美容のイメージを覆す、“レーザーによるマイルドな肌年齢コントロール”が実現するというのだ。

神戸・西宮にある「なつクリニック」で噂の実力を検証

201203cb 日本に「C+B」が上陸したのは2011年8月。現在、導入しているクリニックは、日本で6軒(関西5軒、関東1軒)。今回は、そのうちの1軒である神戸・西宮にある「なつクリニック皮膚科・形成外科」で、噂の実力を見せていただいた。
治療はまず、福田奈津恵院長のカウンセリングから。肌の状態、肌質などをチェックしていただいた後、「C+B」の特徴や、ダウンタイム、期待できる効果について、丁寧に説明を受ける。「主に30代になって肌の変化を感じ始めたころ、初期のアンチエイジングとして最適ですね。目のまわりの小じわ、皮膚のハリ不足、くすみ、たるみ、たるみによる毛穴の開きなどを改善します。フラクセル、エコツーといったきつめのレーザー治療は、深いシワやニキビあとに効果的ですが、ダウンタイムが長く、代償は大きくなります。でも、これならダウンタイムは実質1日。施術後、ファンデーションを塗っても大丈夫。腫れや赤みはありますが、赤みは3時間程度、長くても1~2日で引きます。お化粧をすれば隠せる程度なので、お仕事も外出も問題ありません。人に気づかれずに治療したいという方にも安心して受けていただけます。古い角質が刺激を受けて、1週間かけてゆっくり剥がれますから、1週間後にはつるりと一皮むけたようになるのを実感できると思います。」

ただ、施術中はある程度の痛みがあるとのこと。レーザーの強さは三段階あるものの、なつクリニックでは、「患者さんが満足できる効果を」と、マイルドなレーザーを最大の出力で使うことが多いという。「せっかく効果を期待していらっしゃっているわけですから、やはりしっかり効果が実感できるほうがいいと思っています。私の患者さんには、より強い施術を行ってきた方も多いので、かなり積極的です。また、ダウンタイムがより長く、日焼けを避けるなどの制限のない状態に戻るまでに時間がかかる治療を行っている方に、併用もおすすめしています。ダウンタイムが長い治療には、年に1回ほどしか時間を取れないという方もいらっしゃいます。そこで、その合間に、「C+B」の施術をお受けいただくんです。実は、「C+B」は、年1回行ってきた別の施術にも、より高い効果が得られるようになったとおっしゃる方が多いんですよ」

肌をよみがえらせる「C+B」の施術ステップ
先生の説明を伺い不安を払拭したところで、体験も出力「強」で行うことに。カウンセリング終了後、しっかりとメイクオフを行い、クリーム状の麻酔を塗る。20分程度置いたら、麻酔クリームを洗顔で落とし、いよいよ施術ベッドへ。「痛かったら途中でもかまいませんから、おっしゃってくださいね」という言葉に、安心してベッドに上がる。 肌に当てる機器は、先端がローラーのようになっていて、肌に押し付けるだけではレーザーが出ない。肌に押し付け、ローラーを転がしてはじめてレーザーが照射される仕組みなので医師にも、患者にも安心だとのこと。これも、他の機器とは違った「C+B」の優れたところなのだという。従来のものは、照射後にスタンプで押したような模様が残ってしまうが、ローラー式なら照射がむらなく広範囲に行われるのでその心配もない。「目元や小鼻まわり、目の際まで施術できるのも画期的なんですよ」と福田院長。

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はじめの数回は、毛抜きで産毛を抜かれているような刺激だった。同じ場所に8往復ほど照射するのだが、3往復目ぐらいから、徐々にヒリヒリとした熱感が残り始める。麻酔をしているせいか、痛みは感じないが、しみるような、日焼けのような火照りを肌の奥から感じ始める。皮膚が薄く、熱がこもりやすい口元、おでこなどは、特に熱を感じやすいという。もちろん、悩みに応じて念入りに行う部分などはひとそれぞれ。医師にしか販売されない機器なので、専門医の客観的な視点をもとに施術してもらえるのも安心だ。
「お悩みを抱えている患者さんでも、医師からすると全く問題ないこともあります。むしろ、別の部分を改善した方が良い場合もありますから、ご本人の希望と、医師としてのアドバイスを取り入れた治療を行うようにしています」と福田院長。そんなお話を伺ううちに、刺激をやや強く感じるように。痛みにはかなり強い私は、中盤までは「大丈夫です」と元気に答えていたが、後半は終了を待つ気持ちが強くなる。先生に「終わりです」と伝えられたときには、うっすら目に涙がにじんでいた。施術時間は約20分。結局、我慢できない痛みではなかった。

終了後は赤みと少しの腫れが残る。日焼けし過ぎたときのような熱感、さわるとひりつくような感覚があるものの、我慢できるのならば冷やさない方が後の効果が高いという。施術後はメイクをして帰宅できるということだが、メイク落としの際が辛いとのことなので、福田院長おすすめのドクターズ・コスメでしっかり保湿を行うだけにする。

施術後から感じる、肌のハリツヤ
「ダウンタイムには、肌をこすらず、日焼けをせず、マッサージも避けてください。熱を持って腫れている間は、熱いお風呂もさけてくださいね。化粧品は、いつもと同じものを使っても問題はありませんが、数日は、アルコール、保存料の入ったものだとかなりしみると思います。敏感肌用のコスメ、もしくはドクターズ・コスメなら刺激が少ないですよ」
化粧品のこと、その後のケアのことなど、ここまで詳しく相談に乗ってもらえるのも、やはり女性専門医ならではだ。その後、マスクをして帰路につく。クリニックを後にして1、2時間は、ヒリヒリとしたほてりが続いた。3時間ぐらいしたころから、ひきつりが驚くほど引き、肌の表面は少し張り、ツヤすら生まれている。違和感はあるものの、赤みが落ち着き始めたこの頃から、見た目にも肌の違いがわかりはじめる。つるりとした感じ。肌に見えないほどのこまかい傷ができているので、栄養の浸透力も高まっていると聞き、栄養のある濃厚クリームをしっかり塗ってみる。「翌日は気にならないほどになりますから、ご心配なく」との院長の言葉どおり、時間を追うごとに緩やかになる状態に、安心して眠りにつく。

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二日目。日焼けの翌日のように肌はやや赤黒い。痛みやほてりはなくなり、少しつっぱった感じがある。ただ、そのせいで肌にはハリ感がでて、ぷりぷりしている。触ってみると、レーザーがつけたミクロの傷が、ざらざらと指に当たる。いつもと同じように洗顔をし、いつもよりも保湿ケアを入念に行い、いつものようにお化粧をする。表面のざらつきのせいで、お化粧のノリは悪い。この日も、主にマスクをつけて過ごす。
三日目。すっぴんだと、スキー焼けのよう。ただ、顔のパーツがくっきりしたような印象。ハリは相変わらずすごい。目元のシワ、ほうれい線も気にならず、顔の輪郭がシャープになったよう。肌を指で押してみると、押し返す力が強い。ここ数年味わったことのない感触で嬉しくなる。知人とランチの約束があったので、ファンデーションを念入り塗る。知人には、レーザー治療体験をしたことを話してみたが、昼間の光の元でも、肌のざらつき感や赤黒さには「気づかなかった」と言われる。
四日目。スキー焼けのような見た目が落ち着いてくるが、モロモロと顔の皮が部分的にむけ始める。弾力はそのまま。
五日目。皮がどんどんむけ始める。実際には、ファンデーションを塗るのに一番苦労したのがこの頃。 すっぴんのときは、かさついたような肌に。レーザーの跡である、茶色いかさぶた様のごく小さな点々が見える。保湿のためにローションをたっぷり使う。
六日目。施術後はじめて、「あ、肌が明るくなった」と実感。肌はかなりスムーズになり、つやも感じられる。かさぶた様のものなのか、皮膚なのか、相変わらずぽろぽろとはがれている。毎日、きちんと洗顔をして保湿を心がける。ざらつきは、頬の部分だけになる。
七日目。肌トーンがほぼ均一になり、つやがあって、健康的な肌感になりつつある。施術後、2、3日は顔自体に腫れぼったさがあり、それがハリの理由なのかと思っていたのだが、腫れが引いたあともしっかりハリがあるのには驚きだった。やはりコラーゲンが増えてきているのかも。

1 ウィークで完了する、肌年齢コントロールの実力
そして1週間後―。肌弾力が以前と格段に違う。ぷりぷりとしたこのハリ、何年ぶりの感触だろう。見た目にも、発光しているかのようにつやつやと光っていて、くすみがない。ファンデーションのノリがとても良く、お化粧後も、肌が光っているのがわかる。ハイライトやくすみ隠しのベースは全く使う必要がないので、メイク時間が短縮された。また、たるみが改善されたせいか、鼻の横の毛穴も確実に小さくなっている。福田院長によれば、1回約20分~30分のこの治療を、2週間に1回、4~6回行うと、より変化が感じられるという(料金は初回38,000円、または4回1クールのコースでは1回あたり35,000円)。とはいえ、1回の施術でこれほどまでに変わるというのは驚き。その後も、つるりと一皮むけたような感触を楽しんでいる。

私の場合、たった1回で、たるみ、毛穴の開き、肌色、肌質の改善を実感できた。6回ほどの治療を行った患者たちは、さらに確かな実感を持っているそうで、結果的に肌のきめが細かくなり、肌がワントーン明るくなり、ファンデーションのノリが良くなったと話しているそうだ。
これまで、様々なアンチエイジング系コスメを使用し、それなりの変化を感じてきた私だが、短期間でこれほどの劇的な改善を手に入れるのは、やはりどんな高機能コスメでも難しいと思う。メスを入れるのは不安だし高度な治療はいらないけれど、市販のコスメやスパ・トリートメントにプラスして、より積極的に肌をリフレッシュしたい、より効果的にエイジングサインの予防をしたいという人に、「C+B」は頼りがいのある味方になってくれるはずだ。20分程度の照射と、個人差もあるが3日目を超えてしまえば、肌はきれいになっていくばかり。その経過を見るのは、女性としてとてもわくわくする経験だった。

美へのアプローチは人それぞれ。どこまでもやる、ここまではやらないなど、考え方もそれぞれだろう。でも、やはり美への可能性、美への選択肢は多い方がいいに決まっている。エイジングサインの改善だけでなく、初期の老化サイン予防や、肌のメンテナンスを真剣に考えているなら、「C+B」をあなたの新たな選択肢に加えてみてもいいのではないだろうか。

(text:June Makiguchi、photo shiori kawamoto)

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なつクリニック皮膚科・形成外科
兵庫県西宮市高松町3-3 ジオタワー1F
阪急西宮北口駅南側徒歩1分
営業時間:10:30~13:30(土曜日14時まで、午後休診)、16:00~19:30
休診日:火曜日・日曜日・祝日
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