180年以上ヨーロッパで愛され続けているマルセイユ生まれのナチュラルソープブランド「ランパル・ラトゥール」が日本に初上陸を果たした。

1828年にマルセイユで設立された「ランパル・ラトゥール」は、南フランスのサロン・ド・プロヴァンスで9世紀から始まった伝統的なマルセイユ製法で作るマルセイユソープをはじめ、フランスでもブームになっているBIOスーパーマルシェで人気のオーガニックソープやパフュームソープ、洗濯用ソープ、マルチクリーナーなど石鹸の新たな活用シーンを広げてくれる多彩なラインナップを揃える老舗のナチュラルソープブランド。

"マルセイユソープSAVON de Marseille（サヴォン ド マルセイユ）”を使ってみたことのない人でも一度はその名を耳にしたことがあるだろうか。歴史を遡ること1000年以上前の9世紀から、フランスの地中海沿岸・マルセイユ地方ではシャオン炊きの職人によって既に石鹸が作られ高い人気を得ていた。しかしその後、模倣された粗悪品が市場に出回ったため、17世紀にルイ14世がマルセイユ以外での製造を禁じて以来、72％以上の植物オイルを使用し、伝統職人による「手作り」のみで作るなど厳しい製造基準が与えられた。そんな製造にまつわる背景を持つマルセイユソープは、その品質の高さから「王家の石鹸」と呼ばれ、古くから王侯・貴族や上流階級の人々に愛用され、今日に至るまで世界的に名を馳せる石鹸として知られてきた。かつては、多くの企業がマルセイユソープを手掛けていたが、完成するまでに1カ月以上の手間と時間をかけた伝統製法を用いたマルセイユソープを作っているのはランパル・ラトゥールを含め、たったの5社しか残っていない希少な石鹸でもあるのだ。

今でも続く伝統製法の証は、「サボン・ド・マルセイユ」の一つひとつに型押しされた刻印に見てとることができる。これこそ、72％以上のピュアベジタブルオイルを含む優れた品質、伝統職人による手作りの証拠。きめ細かく豊かな泡立ちに加え、キレがよく、しっとりとした洗い上がりで全身に使用できるほか、デリケートな衣類やベビー肌着の手洗い洗剤としても使用できる。また食器や、皮革の汚れ落とし、天然木の家具の艶出しに使えるなど、永年愛用し続けたい大切な品々のお手入れにぜひ用いたいアイテムだ。

すべての製品に一貫して植物オイルが用いられているランパン・ラトゥールのアイテムは、敏感肌の方や乳幼児にも安心して使える上、地球環境にも配慮されており、現代においてもその価値は変わるころがない。クラシックなスタイルを継承する「サボン・ド・マルセイユ」以外にも、今回の日本上陸を機にぜひ目を向けてみて欲しいアイテムが並んでいる。製品の99.9％が天然由来かつ84％がオーガニック、植物由来成分の97％以上がオーガニックの"BIO"オーガニック オーバルソープ（写真下右）は、動物性油脂やパラベン類は一切不使用の100％植物オイル使用の人気のオーガニックソープで、2010年に<ニューヨークで行われたギフトショーにてオーガニック部門でベストプロダクト賞を受賞。ラベンダー＆オリーブ、ハニー＆グレープフルーツ、セージ＆ベルガモット、クレイ＆バーベナの4種の香りの香料もすべて100％天然由来。やさしくほのかな香りが石鹸を使う楽しみをより一層引き立ててくれる。様々な素材の表面の汚れをクリーニングできるマルチサ―フェスクリーナー「エッセンシャル サボンノアール・クリーナー」は、洗浄力も高く、一度使えば手放すことができなくなりそうなアイテムだ。また、石鹸のアイデンティティーともいえる香りを楽しむための「パフュームソープ」（写真中央）も、プロヴァンスで採取された植物の豊かな香りと上品な色合いが揃い、木箱にセットされたセットなどはギフトにもおすすめ。
毎日使うものだからこそ、自分が納得するクオリティを備えたものを選びたいもの。そんなあなたには日本初上陸のランパル・ラトゥールの石鹸をぜひ一度手に取ってみて欲しい。

左から：「エッセンシャル サボンノアール・クリーナー」250mL 945円、1000mL 2,520円、「ラフィネ レクタングルソープ」100g×4セット 4,200円、「"BIO"オーガニック オーバルソープ」150g 945円（すべて税込み）

■Rampal Latour（ランパル・ラトゥール）