去る1月30日（水）、東京・六本木の東京ミッドタウンでプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ（PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE）の20周年と、香水「パルファム プリーツプリーズ イッセイミヤケ」の日本発売を記念するダンスパフォーマンスが行われ、 24人のダンサーが、喜びをテーマにしたユニークなダンスを披露した。

「パルファム プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」は、プリーツ プリーズのファッションのコンセプトである自由な着心地と鮮やかな色から感じられる幸福感などから発想された新しいフレグランス。五感を目覚めさせるような爽やかな林檎と洋梨の香りのトップノート。そしてボタンやスイトピーなどフローラルなミドルノートがふわりと広がり、明るく喜びに満ちたものへと感覚をシフトしていく。後には、ウッディなバニラのベースノートが長く幸福感の余韻を残す。20周年を迎えたイッセミヤケの新たな扉を開くその象徴となる香りでもある。

イッセイ ミヤケ パルファムと言えば、20年前に誕生しロングセラーとなったロードゥ イッセイの存在を忘れることはできない。水をイメージして誕生したロードゥ イッセイは、オゾンノートと呼ばれるように透明感のあるみずみずしい香りが、ユニセックスなムードを漂わせ、センセーショナルなデビューを果たした。それから20年が経ち、今回新登場となった「パルファム プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」は、安定した精神バランスを感じさせる香りのトーンで静的なイメージのあるロードゥ イッセイとは対照的に、華やかな躍動感や花の蜜を感じさせるフルーティでフローラルな女性らしい香りをベースに、生命の喜びや幸福感にあふれた、エモーショナルな香りに仕上がっている。



ダンスパフォーマンスの演出を手掛けたのは、イッセイ ミヤケの国内外のショーを数多く手がけたアメリカのダンサー・振付家のダニエル・エズラロウ（Daniel Ezralow）。オレンジやイエロー、ピンクといった花びらのようにカラフルな衣装をまとった24人のダンサーによるパフォーマンスは、まさにこの新しいフレグランスを象徴しているかのように、エモーショナルな感覚を開花させ、鮮やかに生きる女性の喜びを表現してみせた。春の訪れより、一足早く開花した、イッセイ ミヤケ パルファムの新しい香り。まだ手にしていない人は、ぜひ一度手に取ってみてほしい。

■ISSEY MIYAKE