asia50
2019年3月26日、サンペレグリノ&アクアパンナがスポンサーを務める2019年度の「アジアのベストレストラン50」の授賞式がマカオのウィン・パレスにて開催された。日本は国別で最多数の全12軒がトップ50入りするという快挙を成し遂げた。

栄えある第1位に輝いたのは、シンガポールで最も予約が困難とされるレストランで、ジュリアン・ロイヤー氏がシェフを務める「オデット」。同店は「シンガポールのベストレストラン賞」も同時に受賞した。2位は、昨年まで4年連続首位だったタイ・バンコクの「ガガン」。3位は、日本の首位の座を維持した「傳」(東京・神宮前)で「日本のベストレストラン賞」も受賞。シェフの長谷川在佑氏が、部門賞においても、エストレージャ・ダムがスポンサーを務める「シェフズ・チョイス賞」を獲得し、ダブル受賞となった。

その他、5位の「フロリレージュ」(東京・神宮前)、8位の「NARISAWA」(東京・南青山)、9位の「日本料理 龍吟」(東京・日比谷)がトップ10入りし、「ラシーム」(大阪・本町)は14位、「茶禅華」(東京・広尾))が23位と初登場を果たし、24位には福岡の「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」(福岡・西中州)がランクインするなど、日本勢は国別で最多の合計12軒がトップ50入りした。さらに、今年9位にランクインした「日本料理 龍吟」(東京・日比谷)の山本征治氏が、“美食の世界におけるアイコン”の座を確保したと認められたシェフに贈呈される「アメリカン・エキスプレス・アイコン賞」の栄えある第一回目の受賞者に選ばれたほか、「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」(東京・銀座)のファブリツィオ・フィオラーニ氏が「ヴァローナ社 アジアのベストパティシエ賞」を受賞した。

<アジアのベストレストラン50>
アジア各国で活躍する、300名以上の「食」及びレストラン業界に精通するエキスパートの中から構成される、「アジアのベストレストラン50アカデミー」メンバーの投票により、毎年トップ50が発表される食のアワード。各地域にはフードライター、料理批評家、シェフ、レストラン経営者、著名な美食家などから構成される評議委員会があり、メンバーによる過去18ヶ月間における最高のレストラン・ダイニング体験についての投票を元に選ばれている。
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