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中世ヨーロッパにおいて、スイスの地方領主にはじまり、オーストリア、ドイツ王家を世襲し、ネーデルラント、ブルゴーニュ、スペイン、ボヘミア、ハンガリー、新大陸に至る広大な領土を治めたハプスブルク家。その家訓には「汝、オーストリアを結婚によって幸福にすべし」とあり、結婚外交政策によって領地を拡大していった。 ハンガリー女王に即位したマリア・テレジアは16人もの子供を産むなど、多産家系としても知られており、幸福な結婚を礎に一族が繁栄したことを今に伝えている。ハプスブルク家の結婚式は壮麗(写真トップ左)で、宮廷での祝宴で使用されたウェディングドレスやテーブルセット、宝飾品、花のブーケ、料理、引き出物に至るまで、洗練されたマナーと格式の高い伝統的なスタイルを後世に残している。

日本とオーストリアは国交樹立150周年を迎えた2019年。この11月、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの直系の末裔であり、世界的に著名な歴史学者であるゲーザ・フォン・ハプスブルク大公と、ウェでイングや美容、飲食事業を展開する株式会社サンライズジャパングループ・ドーモ株式会社はライセンス契約を締結。世界で初めてハプスブルク大公の監修による"HABSBURG MARRIAGES"(ハプスブルクウェディング)が誕生した。600年以上もの間、結婚外交により栄華を極めたハプスブルク家の幸福な結婚式のエスプリでゲストをもてなし、ハプスブルク家公認商品とともに、特別感のある時間を過ごすコンテンツを展開していく予定だ。

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(写真左)ゲーザ・フォン・ハプスブルク大公(右)ドイツ・ザクセンの国王 皇后の訪問を祝して オーストリア‐ハンガリー帝国フランツ・ヨーゼフ・カール・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン1世陛下がウィーン・ホーフブルグ王宮に於いて主催した夕食会のメニューを再現した料理

ウエディングプランの例としては、フランツ・ヨーゼフ1世の晩餐会メニューを再現したウェディングメニューや、エリザベートやマリーアントワネットなど現存しているウェディングドレスやウェディングマントのデザインを再現した衣装、エリザベートの結婚式で使用されたブーケの再現、大公公認のマリッジリングやウェディングリング、結婚式に使用するジュエリーやティアラに至るまでを再現。引き出物には、嫁入り道具として用意された陶器や真理アントワネットが好んで食べたスイーツなどを商品化する。またウェディングの後には、通常、大公の許可がないと入室できない場所への新婚旅行パッケージプランなども用意される。

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(写真)ハプスブルクウェディングを挙げた二人には、大公からの祝電が贈られる。

同ウェディングプランは、同社が運営する結婚式場、恵比寿「duodomo(デュオ ドーモ)」、渋谷「Angepatio(アンジェパティオ)」で2019年12月より始動、さらに静岡「ST.ALCOTT GARDEN(セント・オルコット ガーデン)」でもハプスブルクウェディングを体験することができる予定だ。

■お問い合わせ:ドーモ株式会社
東京都渋谷区南平台町 12-11
ドゥオ ドーモ https://duodomo.com/
アンジェパティオ https://angepatio.com/
セント・オルコット ガーデン https://st-alcott-garden.com/