東京・国立競技場で開かれた東京オリンピックの開会式では、日本のゲーム音楽が流れる中、各国代表選手たちが入場行進を行い、多種多彩な各国のユニフォームにも注目が集まった。

イタリア代表選手団は、EMPORIO ARMANI EA7のユニフォームを着用して登場。スポーツの純粋さを象徴する白色のユニフォームは、遠い２つの国でありながら同じ価値観を共有するイタリアを日本の表現として、イタリアのトリコロールカラーと日本の日の丸デザインとを融合させたグラフィックデザイン。ラグランスリーブ、大きく開いた襟元、サイドに配されたイタリアンカラーのラインに隠されたジッパーなど、細部にわたるまでデザインが施されており、外から見ることはできませんが、トップスの内部にはイタリア国歌の一部が書かれている。またこのユニフォームには、リサイクル素材のポリエステルが使用されている。

デザイナーのジョルジオ・アルマーニは「困難な状況においても、アスリートたちは私たちに大きな勇気を与え続けてくれました。そして今、私は大きな関心と誇りを持ってオリンピックを応援します。今回のオリンピックとのコラボレーションをとても喜ばしく思っています。このコラボレーションは、私とスポーツとの深いつながりを裏付けるものです」とコメントした。

今回のコラボレーションは、2012年のロンドン、2016年のリオ夏季オリンピック、および2014年の冬季ソチオリンピック、そして2018年冬季平昌に続くものとなった。

■ジョルジオ アルマーニ
https://www.armani.com/jp