cartier20211105
パリのグランパレ、ニューヨークのメトロポリタン美術館など世界各国の美術館で展示されてきたカルティエの歴史的ピースを収蔵する「カルティエ コレクション」。その中から唯一無二のスタイルを示す時計9本が日本に上陸し、東京と大阪2つのカルティエ ブティックにて展示される。

(写真)上段:【左から】「サントス」ウォッチ 1916年、「タンク アシメトリック」ウォッチ 1996年、「クラッシュ」ウォッチ 1991年、下段:【左から】「トノー」ウォッチ 1911年、「タンク」ウォッチ 1921年

カルティエは、1世紀あまりにわたる時計製造の歴史を通して、創造性とすぐれた技術が融合したウォッチデザインを提案してきた。カルティエにとってウォッチの美しさとはジュエリーのような装飾によってのみ得られるものではなく、そのボリューム、ライン、均衡のとれたフォルム、メタル素材の表情、ケースとブレスレットのバランスなどにより総合的に実現するものだった。

また早い時期から、“個性的なフォルムのウォッチ”、すなわちケースが伝統的なラウンド型ではないウォッチに関心を持ち、1904年に生まれたスクエアケースの「サントス」、1912年の「トーチュ」、1917年に登場した「タンク」など、革新的ジュエラー、カルティエの視点によって数々の傑作を生みだした。その後もカルティエは、絶えず新しいフォルムを考案し、時に奇抜な、しかし常に洗練された数々の大胆なフォルムを生み出してきた。

今回の展示では、1911年から1996年までに誕生した歴史的にも重要な9本のタイムピースが一堂に会す。現在まで脈々とデザインコードが受け継がれているアイコニックなコレクションから、メゾンの創造性が垣間見られるユニークなフォルムを持ったコレクションまで、カルティエのウォッチメイキングの世界を堪能できる。

【大阪】
期間:11月3日(水)~16日(火)
場所:阪急うめだ本店 6階 カルティエ ブティック内
*同時期に6階ウォッチギャラリースペースにて「Cartier Watchmaking」フェアを実施中
【東京】
期間:11月19日(金)~30日(火)
場所:カルティエ ブティック 銀座
■お問い合わせ:カルティエ カスタマー サービスセンター Tel:0120-301-757
https://www.cartier.jp/