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2018年からモスクワ、マドリード、香港、ニューヨーク、LA、日本各都市など累計300万人以上を動員する展覧会『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』を、原宿駅前の東京・WITH HARAJUKUにて3月8日(火)まで開催中。 社会風刺を凝らしたグラフィティアートやストリートアートで強いメッセージを発信し続け、世界が熱狂するアーティストの一人、バンクシー。横浜を皮切りに大阪、名古屋、福岡の主要都市を巡回する本展覧会に、NY開催時にも人気を博したバンクシー作品の“ルーツ”を探るオリジナル企画コンテンツが、いよいよ日本にも初登場。アンディ・ウォーホルやバスキアの作品を比較展示することで、バンクシー作品の制作背景に迫り、再解釈し、どのように新たなポップアイコンを生みだしたのかを楽しめる。バンクシーの独特な個性を分かりやすく体感できる貴重な機会だ。

DSC_9331 例えば、「人々はアートではなく、ブランドや人気のあるイメージにお金を払いたい。大衆はアートを必要としない......。」と、消費文化を冷静に皮肉ったバンクシーは、アンディ・ウォーホルによる「マリリン」の肖像からインスピレーションを得て、制作当時のポップアイコンであったスーパーモデルのケイト・モスをモチーフとした作品を発表。今回の展示では、ウォーホルの「マリリン」をコンプリートする10作品を揃え、比較展示する。バンクシーのインスピレーションの源となった「マリリン」を再解釈することで、バンクシー作品の“ルーツ”を探索できる特別企画コンテンツだ。

その他、「マリリン」×「ケイト・モス」と同じくウォーホルが1962年に描いたキャンベルのスープ缶からインスピレーションを得た、イギリスの大手スーパーマーケット「テスコ」のオリジナルブランドのスープ缶や、彼が大きく影響と受けた一人といわれているジャン=ミシェル・バスキアの作品も、本展覧会には登場する。今や世界中のアートシーンを席巻するバンクシー作品に触れる貴重なこの機会。ぜひ会期中に足を運んでみては。

GIRL WITH RED BALLOON<バンクシー>
イギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動している。アート・ワールドにおいてバンクシーは、社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されている他、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたる。バンクシーの代表的な活動スタイルであるステンシル(型版)を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラムは風刺的でダークユーモアに溢れている。その作風は、芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なイギリス西部の港湾都市ブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれた。

『バンクシー展 天才か反逆者か』開催概要
期間:2021年12月12日(日)~2022年3月8日(火) ※2 月 24 日(木)休館
9:00~19:00(最終入場30分前)
会場:WITH HARAJUKU(東京都渋谷区神宮前1-14-30)
JR 山手線「原宿」駅(東口)より徒歩1分/東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉」駅(2番出口)より徒歩1分
主催:BANKSY~GENIUS OR VANDAL?~製作委員会
後援:J-wave、ニッポン放送、FM ヨコハマ、アソビュー!
特別協力:WITH HARAJUKU・LIFORK
企画製作:IQ ART MANAGEMENT CORP
お問い合わせ:https://banksyexhibition.jp/inquiries-tokyo/
オフィシャルホームページ:https://banksyexhibition.jp
※本展は謎に包まれたアーティスト「BANKSY」によってオーソライズやキュレーションされた展覧会ではなく、コレクターのコレクションが集結する世界巡回展。