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家飲みの機会が増えて一番に思うこと。それは、美味しいカクテルが家ではあまり飲めない!自分でなかなか作れない!ということ。コロナ禍になってからというもの、バーを恋しく思う日々を送る人も多いはず。そんな方にぜひ手に取ってもらいたい一冊がある。お酒をこよなく愛し、バーやカクテルのトレンドに精通している著者、児島麻理子さんの新刊だ。

児島麻里子さんは、スピリッツの世界的大手企業バカルディ ジャパンの広報を経て独立。お酒のスペシャリストとしてフリーランスPR・ライターとして活躍。知的でセンスのあふれる語り口でお酒にまつわる世界を広げてくれる良きナビゲーターだ。Web Hanakoでは「児島麻理子のTOKYO、会いに行きたいバーテンダー」を連載中。

本書の中で児島さんは、流行のクラフトジンやクラフトビール、バーで飲めるカクテルのような、あっと驚く美味しさになる家飲みアレンジレシピを紹介している。身近で手に入る割り材やスパイス、ハーブなどを組み合わせた創造性あふれるかんたんレシピを、各カテゴリーごとにアジア 清崎 雄二郎さん(Bar Libre)、オリエンタル 鹿山 博康さん(Bar BenFiddich)、ヨーロッパ 南木浩史さん(Bar The Society)、モクテル 鎌田真理さん(Peter : the bar)という4名の一流バーテンダーが考案している。モクテルレシピやスピリッツ図鑑も収録し、これ一冊で家飲みが楽しくなること間違いなし。

本書の刊行に際して、児島さんはverita読者に向けて、以下のコメントを寄せてくれた。

― 本書を手掛けたきっかけは?

「洋酒を含めたお酒文化やバー文化がより読者の皆さんにとって身近なものになったら、という思いでさまざまPR活動をするなかで、パイインターナショナルの編集の方と出会い、スパイスを切り口にしたおうちカクテルレシピの本を作成することになりました。これまでカクテルを家で作ったことがない方でも、いま家にあるスパイスを活用するという切り口であれば、カクテルを作る入り口になるかもしれないと思っています。」

― 本書の活用ポイントは?

「今回、企画段階では確定していなかったバーテンダーさんのレシピも含めることにしました。このことでバーやバーテンダーさんについても身近に思ってもらうきっかけになればと思っています。おもてなしで料理をされる方は多いものの、ドリンクを作るという方は少ないのではないでしょうか。だからこそ、ドリンクに少し手間をかけるだけで、おもてなしのムードは格段に高まりますし、食卓が華やかなものになると思います。アルコールだけでなく、ノンアルコールのレシピも載せていますので、ぜひさまざまな方にド自宅でドリンク作りを楽しんでいただければ幸いです!」

― ずばり、おすすめレシピは?

「クラフトコーラがイチ押しです。流行りのクラフトコーラですが、4つほどのスパイスがあれば自宅でも簡単に作ることができます。ぜひ自由にマイコーラを表現してほしいです! 自宅でのカクテルタイムをより豊かに楽しんでいただくために本書を手に取っていただけたら嬉しいです。」


71jtG5UOIBL<書籍情報>
おうちでつくれる かんたんスパイスカクテル
児島麻理子著
くぼ あやこ イラスト
西田 真魚 イラスト
出版社:パイインターナショナル
発売日 2022年4月14日



profile


kojima児島麻理子  hello pr & consulting 主宰

1978年東京生まれ。出版社を経て、2008年から2019年まで洋酒メーカーで広報を担当。 日本テキーラ協会テキーラ・マエストロ、日本ラム協会ラムコンシェルジュ。 現在は独立し、飲食・ライフスタイルの分野でライター、PRコンサルタントとして活動。 Hanako.tokyoで「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」を連載。

≫児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」