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東京ミッドタウン ガーデンテラス1Fの「Artisan de la Truffe Paris(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)」では、トリュフシーズンとなる秋を迎えて、メニューをリニューアル。9月14日(水)~11月末までトリュフ尽くしの秋メニューを展開する。

artisandelatruffeparis_03同店は、パリの観光名所の一つでもあるマレ地区のデパート「ペー・アッシュ・ヴェー(BHV BHV)」に店舗を構え、2017年7月14日に東京ミッドタウン店をオープンし日本初上陸。現在、大丸心斎橋店を含め国内に店舗を展開しているトリュフ専門店だ。パリ本店と同様にヨーロッパを中心に季節に応じて厳選した高品質のトリュフを贅沢に使用した料理を、従来の日本国内のレストランでは成し得なかったリーズナブルな価格で提供している。例えば、ランチであれば全メニューにトリュフを使ったコースで3,300円(税込)~だ。また、テラスに面した開放的な店内は、スタイリッシュで洗練されていて、店内のブティックで販売されている「黒トリュフ入りエクストラバージンオリーブオイル」や「サマートリュフ塩」、「トリュフを練りこんだタリアテッレ」などオリジナル商品もお土産やギフトとして人気だ。

料理を担うのは「ウェスティン都ホテル京都」を経て渡仏し、ローヌ=アルプの一ツ星店「La Cachette」やブルゴーニュの三ツ星店「Masion Lameloise」で研鑽を積み、2020年3月より同店の料理長に就任した白川直樹シェフ。フランス料理のエスプリたっぷりのコースメニューは、見目麗しく、そしてトリュフの芳醇な香りに満ちた至福の時間を提供してくれる。早速、リニューアルした秋メニューをご紹介しよう。

2022年秋メニュー「アルティザンディナーコース」はアミューズ、前菜、パスタ・リゾット、メインディッシュ、デザートの5品のプリフィックスコース(税込み9,350円)。全てのメニューにトリュフが使用されているのはもちろん、秋に旬を迎える栗やカボチャ等の食材を用いたメニュー構成だ。
ajipondanran01アミューズに登場したのは、卵の殻を器にした「トリュフ入りスクランブルエッグ ブイヤード」(上写真左)。やはり卵はトリュフとこれ以上ない絶好の相性であると納得させられる一品。続く前菜は、秋のスペシャリテとしてこの期間だけ提供される特別メニュー。メープルシロップをアクセントに紅ズワイガニに銀杏、カブのマリネをあわせて、トリュフ塩の香りやライムの爽やかな風味を添えたタルト仕立ての一皿(上写真右)。リゾットは、同店の定番メニューとしてオープン以来人気のシグネチャーメニュー「フレッシュトリュフのチーズリゾット」(写真トップ)。ちなみに、テーブルに添えられているトリュフバルサミコ酢を掛けると味わいの変化が楽しめるので、ぜひお試しを。
ajipondanran01メインは「牛フィレ肉の藁焼き」(上写真左)。これはフランスの郷土料理からインスパイアされた一品で、刈り取った稲の藁を活用してフィレ肉を焼き、軽い燻製のように藁の香りをまとわせている。肉は非常に柔らかく繊細な仕上がりだ。添えられた栗カボチャとピスタチオのクリスピーサンドとともにいただく。デザートは、紅葉を象った秋らしいデコレーション(上写真右)。フランス栗のモンブラン仕立て、カシスの求肥とジュレ、フランボワーズのクロッカンにマールドブルゴーニュのグラス、それにトリュフはちみつが添えられている。コースを通して、さまざまな食材とトリュフのコンビネーションを飽きることなく味わえた。

ぜひ期間中に訪れて、この季節ならではのフレッシュなトリュフの味わいを堪能してみてはいかがか。

<Artisan de la Truffe Paris(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)2022年秋メニュー>
期間:2022年11月末まで
場所:アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ 東京ミッドタウン店
(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス1F)
Tel: 03-5413-3830
営業時間:11:00~22:00 (21:00L.O.)
公式Webサイト:https://artisandelatruffeparis.jp/