ル・グテ (c)Yusuke Kagayama
英国ウィリアム リード ビジネス メディアが発行、イタリアの「サンペレグリノ」&「アクアパンナ」がメインスポンサーを務める 「アジアのベストレストラン50」は、3月28日(火)にシンガポールにて本年度のリストが発表される予定だが、その授賞式に先立って部門賞が発表された。 2月21日(火)、本年度の「アイコン賞 (Icon Award)」の受賞者として、サステイナブル関連の活動で高い評価を獲得している日本人シェフで「レフェルヴェソンス(L'Effervescence) 」の生江史伸氏に決定。「アジアのベストレストラン50」アカデミーの300人以上のメンバーの投票により選出されるこの賞は、ガストロミー業界における、国際的に認められるべき顕著な貢献を行い、自らのプラットフォームを通じて、業界全体の認知向上とポジティブな変化を推進しているシェフに与えられるものだ。

生江シェフは、ミシェル・ブラス氏「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」(北海道)やヘストン・ブルメンタール氏「ザ ファット ダック」(イギリス・ブレイ)などの有名シェフのもとで腕を磨き、その後にフランス料理からインスピレーションを得ながら、日本の伝統に基づき、地元で採れ、手の込んだ旬の食材を大事にするという、彼自身の料理のブランドの追求の道を歩み始めた。「アジアのベストレストラン50」のリストには、2014年以来恒常的にランクインしているが、部門賞としては、2021年に「ベロニア社 アジアのハイエスト・クライマー賞」を獲得し、2018年には初の「サステイナブル・レストラン賞」を受賞したレストランだ。
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アジアのベストレストラン50のコンテンツ・ディレクター、ウィリアム・ドリューは、生江シェフの受賞について次のようにコメントを発表した。「昨今多くのシェフがサステイナブルなアプローチを重要視していますが、生江氏はガストロノミーが地球にもたらすポジティブな影響を継続的に推奨し、実践し、他のシェフにもインスピレーションを与えているという、様々な意味で先駆者的な存在です。これらの活動と並行し、伝統への敬意を払いつつ、シンプルさに重点をおいた素晴らしい料理をレフェルヴェソンスという場所で提供し続けているのです。」

生江氏は、2023年3月28日(火)にホスト先のパートナーであるシンガポール政府観光局の協力を得てシンガポールにて開催される授賞式で改めて表彰される。サンペレグリノとアクアパンナが冠スポンサーを務める「アジアのベストレストラン50」の授賞式の様子は、FacebookとYouTube チャンネルを通じてライブ配信される。

【「アイコン賞」の動画】


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