九州山地など緑豊かな森林があり地下に良質な天然水が豊富で、南北に長い長崎県では、こうした地理的な特性を活かし、バラエティ豊かな本格焼酎が古くから生産されてきた。近年では、高度数であったり、香りに特徴をもたせるアイテムなど、新たなタイプの焼酎が生まれ、海外のバーシーンでも注目されはじめている。

宮崎県が主導する本格宮崎焼酎の魅力を広げるべくプロジェクト「MIYAZAKI SHOCHU EXPERIENCE」では、日米のトップバーテンダー5名が宮崎を訪ねて、その風土の魅力や焼酎造りの体験から考案したオリジナルカクテルを楽しめる期間限定バー「MIYAZAKI SHOCHU POP UP」を東京・渋谷「カクウチベース」にて、2024年3月4日（月）～10日（日）まで1週間限定でオープンする。

今回のプロジェクトでは、全米に4店舗を展開するトップクラスのクラフトカクテルバー、バー業界史上最も売れたカクテルブックを出版していることでも知られる「Death &Co.」（ニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、デンバー）のパートナーオーナーのアレックス・デイ氏と同社 F＆B ディレクター タイソン・ビューラー氏。欧米でレストラン＆バーを展開するライアングループのバー「Silver Lyan」（ワシントン）のジェネラルマネージャー、ブラッド ノヴィコフ氏の3名をアメリカより招聘し、さらに日本より第一線で活躍する2名のバーテンダー、「Bar LIBRE」オーナーバーテンダーの清崎雄二郎氏、「GOLD BAR」バーディレクター 斎藤秀幸氏が加わって5名で宮崎を訪れた。

宮崎訪問の様子 ©Alex Day

3月4日～10日の期間限定バー「MIYAZAKI SHOCHU POP UP」では、彼らが宮崎の風土を通じて感じ、体験したことから生み出されるスペシャルな4つの創作焼酎カクテルを提供。現地からも10蔵の宮崎の本格焼酎が並び、9蔵の来場がある。本格焼酎の新たな味わいの可能性と最先端の焼酎トレンドをカクテルスタイルで楽しめる。


宮崎の訪問から着想を得たカクテル4種：（上）タイソン・ビューラー（Death & Co. F＆B ディレクター）Ajax Oldfashioned（下左から）ブラッド ノヴィコフ（Silver Lyan ジェネラルマネージャー）、Peach Boy、清崎雄二郎（Bar Libre オーナーバーテンダー）Egg of Columbus（コロンブスの卵）、斎藤秀幸（GOLD BAR バーディレクター）Imo kind of Daiquiri（芋薫るダイキリ）