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花から酵母を採取した自社保有の花酵母を用い、お酒を贈る時のファーストチョイスをコンセプトとして花酵母カクテル「Enju」が2024年4月30日(火)からIchido株式会社が運営するECサイト(https://enju-cocktail.com)にて発売を開始した。

Enjuは「槐(えんじゅ)」という木に由来したネーミング。この木に咲く綺麗なお花たちの花言葉は「親睦、友情、慕情」などの誰かを想う気持ちだ。商品を開発したのは、福島県須賀川市にある600年続く大桑原つつじ園の26代目次期当主、渡邉優翔氏だ。同園は、2011年の東日本大震災でも被害を受けたことに続き、新型コロナウイルスの影響でさらなる経営存続の危機に直面した。そんな中、当時19歳だった渡邉氏は、“花を見るだけではなく新しい取り組みを始めるべきでは、”と感じ、クラウドファンディングを活用して花酵母に着目した、花酵母カクテルの開発に着手した。

本社は、震災復興に関わってきた福島県双葉郡富岡町に置き、家業のつつじ園からつつじの花酵母の採取、そして町の大部分が帰宅困難地域となってしまっていた富岡町の町民が愛している夜ノ森の桜からも花酵母を採取。そして誕生したの「Enju(えんじゅ)」だ。「Enju」の売上の1%は、被災地にて花を活用して活性化を行うプロジェクトや、被災地で花を生産している生産者の方々の支援へと寄付される。

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花酵母カクテル「Enju」は、TsutsujiとSakuraの2種をラインナップ。ストレートで飲んでも香り高く、山椒のスパイシーさも感じられる華やかな味わい。アルコール5%と酒感は低めなので、クラフトジンを加えて炭酸で割るなど、好みでカスタマイズカクテルにしてみるのもおすすめだ。パッケージやボトルにもこだわりが感じられ、ちょっとしたギフトにもおすすめ。花束をプレゼントするように、花酵母の可能性を拓いたリキュールをギフトの選択肢にしてみてはいかがか。

<Enju Tsutsuji / Sakura 2種類>
価格:希望小売価格 3,500円(税込)
度数:5%
容量:500ml
発売日:2024年4月30日(火)発売
■Ichido株式会社
https://ichi-do.co.jp/