jiyugaoka_inospicule
肌表面の古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進することで美肌を実現するケミカルピーリング。レーザー治療に比べて肌への負担が少なく、ダウンタイムがほとんどないため、肌のトーンアップやシミ・くすみ・毛穴ケアに気軽に取り入れられる施術のひとつだ。 最近のピーリングのトレンドは、コラーゲンピール(マッサージピールPRX-T33)の登場によって大きく進化している。従来の表層的な角質ケアだけでなく、肌の深層部にまでアプローチすることで、蓄積したメラニン色素を取り除き、慢性的なくすみやニキビ痕にも効果を発揮するようになった。さらに注目されているのが、最新のピーリング技術である「リバースピール」だ。この施術は、コラーゲンピール(マッサージピールPRX-T33)に、肝斑や色素沈着に特化した成分を組み合わせた新しいアプローチ。1回の施術でも、従来のレーザー治療では取りきれなかった肝斑や、難治性・再発性の色素沈着に高い効果が期待できる。そのため、肝斑治療を諦めていた方に特におすすめの人気施術だ。

今回は、美容業界で確かな信頼を築いてきた老舗クリニックである自由が丘クリニックを訪れ、リバースピールを体験してきた。自由が丘クリニックは、形成外科・美容外科・美容皮膚科・美容内科・美容再生医療・メディカルエステなど、幅広い美容医療の施術を総合的に提供している。その豊富なメニューの中から、話題のリバースピールについて体験レポートをお届する。




肝斑・色素沈着も諦めない!肌トーンを一新する最先端ピーリング。

女性にできやすい肝斑は、ホルモンバランスの変化や紫外線、外的刺激など、いくつかの要因が絡み合ってできると言われている。治療法としてはレーザートーニングが有名だが、「なかなか効果が出にくい」「治療しても再発してしまう」など、治療が難しい点が課題だ。さらに、レーザー治療によって肝斑が悪化してしまう場合もあるため、慎重なケアが必要。

今回紹介するリバースピールは、コラーゲンピール(マッサージピールPRX-T33)に肝斑に効果的な成分を追加した施術だ。3つの薬剤を使用し、肌の真皮層から表皮に向かって働きかける“逆方向アプローチ”で浸透させるのが特徴的。この逆方向アプローチにより、まずメラニンの生成を制御してから表皮のメラニンを破壊できるため、効率的に肝斑や色素沈着の治療が可能になる。また、再発性がある色素沈着に対して予防効果も期待できる。さらに、一般的なケミカルピーリング治療後のような皮剥けがほとんどなく、混合肌や敏感肌など、肌質に応じた調節も可能だ。肌への負担が少なく、悪化リスクやダウンタイムがほぼない点は、レーザー治療よりも優れているポイントだ。

丁寧なカウンセリングと開放的なサロン空間で定評がある自由が丘クリニックでは、施術に入る前に高性能肌診断「VISIA」を用いた無料の肌解析を実施してくれる。「VISIA」の最新分析技術により、肌のシミ・しわ・毛穴といった現状の肌状態を詳細に把握できるだけでなく、見た目では分からない潜在的な隠れジミも検出できる。この肌解析データをもとに、ドクターが具体的なアドバイスをしてくれる。正確なデータに基づいて、日常の肌ケアが適切かどうかや、注意点を確認できるだけでなく、今後の肌治療プランにも役立てることができるのだ。 jiyugaoka_inospicule2(写真)一般的に、他のクリニックなどでは有料オプションなどで提供されている高性能肌診断「VISIA」。


肌の悩みに逆方向アプローチ。リバースピールで新たな美肌へ。

ドクターとのカウンセリングで現在の肌状態や日々の肌ケアに関する疑問点をクリアにしてもらった後、いよいよ施術のスタート。全体の施術にかかる所要時間は約80分。クレンジングをした顔の皮膚に、3段階に分けて薬剤を塗布していく流れだ。

ピーリングをあまりやらない人の中には、ピリピリとしたピーリング剤の刺激が苦手な人もいるかもしれない。筆者も刺激が強い施術は苦手な方だが、実際にリバースピールを体験してみた感想としては、思ったよりも刺激を感じなかった。セラピストが施術中、その都度刺激が強すぎないか優しく声をかけてくれるため、安心して施術を受けることができた。
jiyugaoka_inospicule2
リバースピールの3段階のステップを詳しく解説しよう。まず1ステップ目の1剤は、トリクロロ酢酸・低濃度過酸化水素・コウジ酸を主な成分とするコラーゲンピールを塗布し、肌の深層部へアプローチするものだ。トリクロロ酢酸は真皮を刺激し、コラーゲンの生成や皮膚のターンオーバーを促進する。低濃度過酸化水素には創傷治癒や血行促進の効果があり、同時にトリクロロ酢酸による炎症反応を調整し、刺激を抑える働きがある。コウジ酸は深層部からシミやくすみを改善し、美白肌へ導いてくれる。1剤は顔全体に広く塗布される。

次の2ステップ目からリバースピールの2剤・3剤の塗布だ。こちらは色素沈着や肝斑部分のみにピンポイントで塗布していく。多少ピリつきを感じることもあるが、我慢できないほどでは全くなかった。中和してふき取った後には、刺激感もすぐに消えるのでご安心を。2剤には高濃度の乳酸が配合されており、深層から表皮中層にかけてメラニン色素に直接作用する。続く3剤は、ヒドロキシ酸とフィチン酸のピーリング効果により、表皮浅層のメラニンに働きかける。これにより角質が除去され、肌表面が滑らかになり、表皮の美白作用が高まる仕組みだ。

薬剤の塗布が終了した後は、しっかりと肌を冷やし、セラピストの手技によって入念に美容液を塗布して仕上げてもらえる。施術後に鏡を見て驚いたのは、気になる肝斑や色素沈着だけでなく、肌全体がまるで生まれ変わったかのようにハリとツヤがアップし、トーンアップしているのが一目瞭然だったこと! もちろん個人差はあると思われるが、1回の施術で効果を体感できるという点では十分に満足できた。また、ダウンタイムがない手軽さも魅力的だ。これまで肝斑治療といえばレーザー治療が主流だったが、新たな治療法としてリバースピールが登場したことは、多くの女性にとって朗報だ。

1度でも効果を実感できることもあるが、クリニックで推奨されている施術回数や頻度は、2~4週間に1回のペースで5回程度継続する集中ケアだそう。また、施術後の注意点としては乾燥しやすいので、保湿とUVケアを欠かさないように気を付けた。肝斑や色素沈着の集中ケアとしてはもちろん、肌のトーンが気になった際の定期的な肌メンテナンスとしてもとても有効なのでおすすめだ。日々のセルフケアに加えて、忙しい日常の中でも手軽に美肌を叶えたい人には、ぜひ一度試してみてほしい。

自由が丘クリニックから美容とエイジングケアの新サプリ誕生!

1995年の開設以来、「医療に根ざした美容」を掲げ、女性の肌トラブルと向き合ってきた自由が丘クリニック。その高機能スキンケアコスメ「JC PROGRAM」シリーズは多くの支持を集めている。そんな同クリニックが2024年秋に新たに発売したのが、古山恵理医師監修のサプリ「JC completeC」だ。jiyugaoka_inospicule2 ビタミンCを中心に「内・外・心」を整える成分を配合し、安全性にもこだわった設計が特徴だ。1包にビタミンCを1,000mg配合し、効率的に吸収できるリポソーム型と、体内で効果が持続する持続型をバランス良く組み合わせた。さらに、美肌効果のあるフィッシュコラーゲンや、皮膚再生に欠かせない亜鉛も含まれている。飲みやすいレモン風味で、日々の美容と健康を手軽にサポートしてくれる。

<JC completeC>3.5g × 30包(1日1包) 4,968円(税込)

information


jc_info 自由が丘クリニック

住所:東京都目黒区八雲3‐12‐10 パークヴィラ2F・3F・4F
Tel:0800‐808‐8200
営業時間:10:00~18:00(最終受付17:45) 年中無休 ※完全予約制
https://jiyugaokaclinic.com/
※文中の施術効果は筆者の感想であり、実際の施術効果には個人差があります。