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この秋の東京の美食シーンに注目のニュースをお届け。永田町では、「個室会席 北大路 赤坂茶寮」が装いを新たにリニューアルオープン。そして恵比寿では、名店「メゾン ポール・ボキューズ」で料理長を務めた入砂俊重シェフと、マダム原田桂子氏が手がける新店「opaline(オパラン)」が開業した。 老舗和食ブランドの新たな門出と、フレンチ界を代表するシェフによる独立店の誕生だ。

#赤坂・永田町「個室会席 北大路 赤坂茶寮」
板前が技を織りなす日本料理の数々を五感で楽しめる。


sushikourin(写真)「鉄刺し」薄氷のように透ける身に職人の技が光る、繊細で清らかな味わいの一皿。

1927年の創業以来、職人の技とおもてなしの心を磨き続けてきた「個室会席 北大路」が、永田町の地で新たな一歩を踏み出した。「個室会席 北大路 赤坂茶寮」が、2025年10月14日(火)にリニューアルオープンしたのだ。数寄屋造りのしつらえが醸す静謐な和の空間と、四季の移ろいを映す会席料理が織りなすひとときは、まさに日本の美意識そのもの。旬の食材を丁寧に引き立てる料理と、和装スタッフによる細やかな接客、そして完全個室ならではのくつろぎが、接待や慶事、家族の記念日など、さまざまな場面で心に残る時間を演出する。

赤坂・永田町の一等地に佇む同店は、かねてより完全個室と本格会席料理で多くの接待や会食の場として親しまれてきたが、今回のリニューアルでは、216席を擁する大規模店ながらライブ感あふれるオープンキッチンを導入。熟練の板前たちが技を披露する“舞台”としての空間を実現した。
sushikourin2(写真)左/ オープンキッチンでは板前が調理する様子を目の前で見ることができる。 右/「河豚から揚げ」衣は軽やかに、身はふっくらと。旨味が広がる上品な一皿。

日本料理の華ともいえる「すき焼き」は、フルアテンドスタイルで提供され、厳選された黒毛和牛やふぐなど、四季折々の食材を贅沢に使い、繊細な職人技と上質な空間は、海外からのゲストにも印象深い一軒となるはずだ。また全席が2名から最大80名まで利用可能な個室スタイルで、これまで定番だった掘りごたつ席に加え、テーブル席を多く取り入れた。伝統の趣を残しながらも、現代のライフスタイルに寄り添う設えへと進化し、さらに日曜営業を新たに開始。法人の接待や会食だけでなく、家族の集まりや特別な日の食事など、より幅広いシーンで利用しやすくなった。静謐な佇まいの中に息づく、時代を超えて磨かれたもてなしの心。老舗の風格と革新の精神が共鳴する、新しい「個室会席 北大路 赤坂茶寮」に注目だ。

IMG_1632_c「個室会席 北大路 赤坂茶寮」
所在地:東京都千代田区永田町2-13-5 赤坂エイトワンビルB1
Tel:03-5512-3737
営業時間:平日 昼食 11:30~14:00(LO.13:00)/夕食 17:00~22:30(LO.21:00)、土曜日 昼食 11:30~15:00(LO.13:00)/夕食 17:00~21:00(LO.19:00)、日曜日・祝日 昼食 11:30~17:00(LO.15:00)※連休中などの営業時間は店舗までお問い合わせください
不定休
#恵比寿「opaline(オパラン)」
「メゾン ポール・ボキューズ」元料理長と元マダムによる新店!


illlato1(写真)「浜田港から届いた平目 ノワイリーソース ディルの香り(poisson 魚料理)」島根県・浜田港から届いた新鮮な平目に、伝統的なノワイリーソースとディルの香りを重ねた一皿。魚介の旨みとハーブの清涼感が調和する、軽やかで奥行きのある味わいだ。

フランス料理の名門「メゾン ポール・ボキューズ」で料理長を務めた入砂俊重シェフと、同店でマダムとして多くのゲストを迎えてきた原田桂子氏が、新たな挑戦として、フレンチレストラン「opaline(オパラン)」を2025年10月6日(月)、恵比寿にオープンした。

入砂シェフは、フランスの3ツ星・2ツ星レストランや都内の名店で研鑽を積み、帰国後は「銀座レカン」副料理長を経て、2016年より「メゾン ポール・ボキューズ」の料理長として多くの美食家を魅了してきた。一方の原田氏は、ブライダルコンシェルジュを経て同じく「メゾン ポール・ボキューズ」のマダムに就任し、洗練されたおもてなしで数々のゲストの記憶に残る時間を紡いできた。店名の「opaline(オパラン)」は、“オパールのように内なる光を放つ場所”を意味する。代官山で育まれたエスプリを礎に、恵比寿の街で新たな美食の時間を描き出す。
illato2(写真)左/「白レバーのフォンダン リードヴォーと栗(entrée 前菜)」濃厚な白レバーにリードヴォーと栗を合わせ、秋の香りと食感のコントラストを楽しむ前菜だ。右/「カジキマグロの軽い燻製 シチリア産ピスタチオのクリーム(entrée 前菜)」香ばしい燻香とピスタチオのまろやかな甘みが重なり合う、余韻まで豊かなひと皿だ。

料理は、フレンチの根幹といえるソースにこだわる入砂シェフが、季節の恵みを丁寧に生かした3つのコースで構成される。魚料理と肉料理の両方を楽しめる12,000円(税込13,200円)のコースをはじめ、8,500円(税込9,350円)のコースを2種類用意。いずれも本格的なフランス料理を、肩肘張らずに味わえる内容だ。

多彩な高級魚が水揚げされる島根県・浜田港から届く魚介をはじめ、牛の希少部位「リードヴォー(シビレ)」など、選び抜いた食材を惜しみなく使用。繊細なソースと素材の持ち味が響き合う一皿一皿には、シェフの研ぎ澄まされた美意識が息づく。正統派フレンチの技法を大切にしながらも、店内はあくまで肩の力を抜いた心地よい空気感。特別な日にはもちろん、日常のディナーにも訪れたくなる、そんな“大人のためのフレンチ”が、恵比寿に誕生した。

illato3 「opaline(オパラン)」
東京都渋谷区恵比寿1-16-29 デリス第二ビル 1F
Tel:070-6479-7122
営業時間:17:00~23:00
定休日:火曜日・水曜日