shiroiya_main1
都心からわずか1時間半。日本有数の温泉郷・箱根町強羅に佇む「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」。関東屈指のパワースポットである箱根の地で新年を迎え、心身を整えながら開運来福を呼び込むステイをご紹介! 前編に続き後編では、滞在の質をさらに深めてくれる温泉とスパ、そして心と身体を満たすダイニングでの美食体験にフォーカスしてお届けする。

温泉とナチュロパシーが融合する、オリジナルのスパエクスペリエンス。sen 多彩な泉質と、火山がもたらす力強い湯の恵みを併せ持つ箱根温泉。その魅力を存分に体感できるのが、「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」の温泉だ。ホテルの温泉は、箱根を象徴する大涌谷を源泉とする湯を引き、泉質は、美肌効果が高く湯冷めしにくいと言われる酸性の硫酸塩泉となっている。豊富な湯量とともに、身体の芯から温め、深いリラクゼーションへと導いてくれる。敷地内を歩いていると、かすかに漂う硫黄の香りに、ここが火山の恵みを受ける温泉地であることを実感する。その大地の力を感じた後に身を委ねるスパトリートメントは、心身への作用をより深いものにしてくれる。fukui_01ph01 男女それぞれに105㎡と134㎡の広さを誇る大浴場は、ゆったりとした落ち着きのある空間。静けさに包まれながら湯に身を委ねることで、身体の芯から温まり、自然と呼吸も深くなっていく。筋肉の緊張がほぐれ、巡りが高まった状態で迎えるスパトリートメントは、施術の心地よさや浸透感をより一層高めてくれる。温泉で整え、スパで深める。この順序こそが、「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」で体験したい、心身を内側から解きほぐすための理想的な流れだ。
fukui_01ph01
温泉で身体を解きほぐした後はリラクゼーションルームへ。同ホテル直営スパのサロン「スパIZUMI」のセラピストが迎えに来てくれるのをくつろぎながら待つ。「スパIZUMI」は、ナチュロパシー(自然療法)を軸に、自然の力を最大限に引き出す本格的なトリートメントを提供する、ホテルのもうひとつの核となる存在。大涌谷を源泉とする温泉大浴場が併設されている点が、このスパの大きな特徴だ。温泉で開かれた身体に、自然の力を重ねることで、滞りは解け、流れは整い、やがて新しい福を迎え入れる余白が生まれていくのだ。全8室のトリートメントルームはゆとりある設えで、うち2室はカップルルーム、さらに4室にはバスタブを備えるなど、プライベート感と快適性を兼ね備えている。

トリートメントには、オリジナルのオーガニックシードオイルを用いたボディートリートメント「フルテラピー」をはじめ、フェイシャルケアではフランスで70年の歴史があり、スパフリークの間でカルト的な人気を誇るプロフェッショナル・フィト・スキンケアブランド「YON-KA」を使用したフェイシャルケアなど、自然の恵みを活かしたプログラムが揃う。箱根の土地の力と人の手によるケアが重なり合い、心身を本来のリズムへと静かに戻していく、それが、IZUMIスパならではの体験だ。今回はシグネチャープランでもあるフェイシャルとボディを組み合わせた「IZUMIエクスペリエンス」を体験した。
fukui_01ph01
「IZUMIエクスペリエンス」の施術は、古くから箱根の山に自生するスギナやどくだみなどの薬草エッセンスを注いだフットバスから始まる、IZUMIならではのウェルカムリチュアルで幕を開ける。その際に選ぶのが、3種類のエッセンシャルオイル。体調や気分によって、自然と惹かれる香りは変わるため、あれこれ考えず直感に委ねるのがよいだろう。疲れが溜まっていた筆者が選んだのは、ラベンダーをベースにした穏やかな香りだった。スパトリートメントにおいて、香りは心身を解きほぐすための重要な要素であり、この時点から深いリラクゼーションへと導かれていく。

ベッドに移ると、まずは背面のボディトリートメントがスタート。IZUMIオリジナルの施術は、力強くも流れるようなロングストロークが特徴で、心地よさの中に確かな圧を感じさせながら、滞りがちなリンパへと働きかけていく。自覚していなかった部位の緊張に気づかされる場面も多く、施術が進むにつれ、身体がゆっくりと緩んでいくのが分かる。セラピストはいずれも豊富な経験を持つ熟練者揃い。その日その時の体の状態に合わせて細やかにオーダーメイドで施術は進んでいく。確かな技術と寄り添うような施術が、このスパ体験の満足度を一層高めていることは言うまでもないだろう。

全身がほぐれた後は、フェイシャルトリートメントへ。「YON-KA」ならではのハーバルで奥行きのある香りに包まれながら、その日の肌状態に合わせて、シワやたるみ、毛穴、乾燥といったエイジングサインに丁寧にアプローチしていく。プロフェッショナルなハンドテクニックにより、施術後は眼精疲労も和らぎ、目元やフェイスラインがすっきりとした印象に。血行が促された肌は自然な明るさを取り戻し、心身ともにとろけるような余韻が残った。スパほど、滞在の質を大きく高めてくれる贅沢はない。心身を深く整えることで、翌日への活力を取り戻し、夜は心地よいベッドで自然と深い眠りへ。リトリートとしての滞在を完成させてくれる外せない体験だ。

箱根のテロワールを味わう、フレンチの夕べ。sen
senスパで心身を深く整えた後に待っているのが、もうひとつの楽しみである美食の時間。ホテルのメインダイニング「ダイニングルーム - フレンチ」では、冬限定メニュー「Winter’s Hearth」を提供している。温かみのある洗練された空間で味わうのは、近隣漁港から届く鮮度の高い魚介や、旬を迎えた地元野菜など、箱根のテロワールをテーマにしたコース料理だ。

まずはシャンパンで乾杯し、その日キッチンに届いた食材から着想を得て仕立てる「はじまりの一皿」からコースがスタート。この日はマグロを用いた一皿が供された。続く前菜は、真鯖のマリネと蒸し鮑を、根菜や春菊とともにフロマージュブランでまとめた一品、そして小田原産の蕪を使ったヴルーテ。貝の出汁の旨みと蕪の甘みが溶け合い、黒トリュフの香りが冬らしい余韻を添える。

sen(写真)左/「はじまりの一皿」 右/「漁港直送 真鯖のマリネ 薫香と蒸し鮑 根菜のピクルス からすみ 春菊とフロマージュブラン」

メインディッシュは、魚料理と肉料理あわせて4皿の中から好みの一皿を選ぶスタイル。それぞれの料理に合わせてワインペアリングも用意され、肉や魚そのものの旨みを引き出す構成で、「Winter’s Hearth」をテーマにしたコースの主役を飾る。

sen(写真)左/メイン肉「A4黒毛和牛フィレ肉のグリル 100g 西洋野菜 生姜風味フォンドヴォーリエ」 右/メイン肉「北海道産 合鴨ムネ肉のロースト 九条ネギのフォンデュ マーマレードのキャラメリゼ」

A4黒毛和牛のフィレ肉は、ジューシーで肉厚な旨みが際立つ一皿。西洋野菜と生姜を効かせたフォンドヴォーソースが滋味を引き立て、赤ワイン「シャトー・ラランド・モース」は、熟したベリーの果実味ときれいな酸、程よいタンニンが調和し、重さを感じさせない余韻をもたらす。合鴨のムネ肉ローストは、レアに仕上げた身のしっとり感と、マーマレードでキャラメリゼした皮目の香ばしさが印象的。九条ネギのフォンデュが味わいをまとめ、ロワール産ピノ・ノワール100%の赤ワインが、ピュアな果実味で鴨の旨みを軽やかに引き立てる。素材の力を生かし、心身にやさしく寄り添うメインディッシュが揃う。

fukui_01ph01(写真)「地産柑橘のヴァシュラン焼きメレンゲ 柑橘のシロップ煮 ほろ苦いキャラメルムース アイスクリーム」

コースの締めくくりは、シトラスのシャーベットとバニラのアイスクリーム。ピスタチオやナッツの香りをアクセントに焼き上げたメレンゲに、香ばしいキャラメルムースと爽やかな柑橘を重ね、そこへオリーブオイルをひとまわしすることで、全体に清涼感のある余韻を添えている。ペアリングには、コニャック地方で造られる木樽熟成の甘口ワイン「シャトー・デ・ポーロン 5年(ピノ・デ・シャラント・ブラン)」を。まろやかな甘みと奥行きのある香りがデザートと美しく調和し、食後の時間をゆったりと締めくくってくれる。

やはり箱根は、何度訪れても、どの季節に訪れても、心が澄みわたり癒される場所だとあらためて感じる。そして、その箱根の空気感に寄り添うようなホスピタリティを備えた「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」は、自然と「また帰ってきたい」と思わせてくれる存在だ。箱根の地に息づくエネルギーを味わう開運アフタヌーンティーに始まり、自然とともに過ごす客室、温泉とスパでの深い癒し、そして美食の時間へ。新しい年を迎える今、福を迎え入れるための静かな準備として、心に残る滞在となるはずだ。

information


fukui_01ph01ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320番地
Tel:0460-82-2000
アクセス:箱根登山ケーブルカー「上強羅駅」から、徒歩約5分、箱根登山電車「強羅駅」から、タクシーにて約5分 ※強羅駅、小田原駅より往復送迎シャトルバス有り。
チェックイン:15:00~24:00 チェックアウト:12:00
客室数:80室
ペット:可
協力:ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ